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今週号の内容は…

1.合格ラボ!

平成28年度の出題範囲改定が本年度の簿記検定に与える影響とは?
11月の第141回簿記検定の受験予定者必見!!

2.編集後記

 

今週号のハイライト

このメルマガや当塾のブログ記事( http://wp.me/p4iuoJ-JW )でも取り上げているので知っている人も多いだろうが、平成28年度の日商簿記検定試験から出題範囲が大幅に変更される。
どこがどのように変更されるのかについては、先のブログ記事で簡単に紹介しているので未見の人(特に2級受験予定の人)は是非一読しておいてほしい。

さて、この出題範囲変更に伴い、日本商工会議所からは次のようにアナウンスされている。

平成28年度以降に向けた改定に伴い、平成27年度の簿記検定試験においては、(平成27年度から平成28年度にかけて継続的に学習する受験者等を考慮し)平成28年度以降も引き続き当該級の範囲となっている内容を中心に出題することといたします。
商工会議所検定の公式ホームページから抜粋。

つまり、現在の試験範囲から先の「平成28年度以降の範囲から削除されるものを除外した残りから出題する」というワケだ。
このことは、今年度の11月や年明け2月の簿記検定の受験を予定している人は“出題されるであろう範囲を重点的に学習すればよい”ことを意味する。特に2級では苦手な人が多いと言われる本支店の合併や複合仕訳帳、社債がごっそり削除されるため、これによりポイントを絞り込んだ学習が可能となるのだ。もちろん、その分設問の難易度が上がることが容易に想像できるので、十分な学習と対策が必要となるだろう。

さて、一方でこれから簿記を学ぼうと考えている人は級種によっては平成28年度からの新しい出題範囲で受験することになる。
新たな出題範囲とは一体どのようなものになるのであろうか?

 

2級では新たな項目が追加される!

平成28年度の出題範囲変更では3級の一部が2級へ、2級の一部が1級へと繰り上がるものもあれば、1級の一部が2級へ、2級の一部が3級へと繰り下がるものがある。
正直言って3級は繰り上がるものが殆どなのであまり代わり映えしないのだが、2級は変化が大きいので注意する必要がある。

2級で新たに追加される項目として注目されるのが次の10項目だ。なお、平成29年度以降から適用のされるものもあるため、来年度の受験を予定している人は※印以外の項目を要チェックだ。

1)「クレジット売掛金」の追加
2)「電子記録債権・電子記録債務」の追加
3)貸倒引当金の「個別評価」の追加
4)固定資産の「割賦購入」と「圧縮記帳※」の追加 ※平成29年度から適用
5)「ソフトウェア」の計上と償却の追加
6)「リース取引(ファイナンス・リースの借り手側の処理)」の追加 ※平成29年度から適用
7)「外貨建取引」の追加
8)「課税所得の計算」の追加 ※平成29年度から適用
9)「税効果会計」の追加 ※平成30年度から適用
10)「連結会計」の追加 ※平成29年度から適用

中でも来年度から適用される「クレジット売掛金」や「電子記録債権・電子記録債務」、「ソフトウェア」の計上と償却については、今後、当メルマガの真・簿記トラの穴やブログ記事でも取り上げていく予定なので楽しみにしていて欲しい。
一足先に仕訳の切り方を確認したい人や改定の内容を詳しく知りたい人は下記URLの「改定の説明」に目を通してみるのもよいだろう。

◎改定等の説明「商工会議所簿記検定試験出題区分表の改定等について」

具体的な仕訳の切り方や、なぜ2級の範囲としたのか(どのレベルの処理まで2級でやらせるのか)などが詳細に記載してある……続きはメルマガで

 

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