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今週号の内容は…

1.真・簿記トラの穴

仕訳を制する者が簿記を制する!
簡単☆仕訳マスター術とは?

 2.合格ラボ!

電卓は左打ちが有利って本当?!
どんな電卓を使えばいいの?

3.編集後記

 

今週号のハイライト

仕訳を制する者が簿記を制する。
こんな言葉を聞いたことがある人も多いのではないだろうか。この他にも「簿記は仕訳に始まり、仕訳に終わる」などと言う人もいる。
まぁ、それくらい仕訳は簿記にとっての重要アイテムなのだが、あなたの「仕訳力(しわけりょく)」は大丈夫かな?

 

仕訳を暗記することくらいムダなことはない!

独学応援コース等のスポットで簿記を教えていて気になることがある。それは仕訳を丸暗記している人が意外と多いことだ。
得点が伸びないというので今まで練習してきた問題集の解答用紙を見せてもらうと……仕訳の勘定科目が貸借逆だったり、的外れな勘定科目を使っていたり^^;
よくよく尋ねてみると、どうも仕訳を丸暗記している様子。これじゃあ得点が伸びないはずだ!

そもそも仕訳とは「どの勘定の借方にいくらの金額を記入し、どの勘定の貸方にいくらの金額を記入するか」を決める手続きである。言うなれば勘定への金額記入を指示する指示命令だ。

ご存知の通り、簿記とは企業の資産・負債・純資産の増減変化を記録する記帳技術であり、この時の記録・計算の単位を「勘定(勘定口座ともいう)」という。
例えば銀行から現金¥1,000,000を借り入れた場合は、下図のように現金勘定の借方に¥1,000,000と金額を記入(資産の増加)すると同時に、借入金勘定の貸方にも¥1,000,000と金額を記入(負債の増加)する。

_____現 金
┬─────┬──────
│1,000,000 │
└─────┤
______

_____借入金
──────┬─────┬
______│1,000,000 │
______├─────┘
______

この時、上記のような勘定への記入を指示するのが「仕訳」なのだ。
仕訳の記録方法は、借方に記入する勘定科目と金額を左側に示し貸方に記入する勘定科目と金額を右側に示す形式で仕訳帳という帳簿に記録をする。
この場合は下記のように“現金勘定の借方に¥1,000,000を記入しなさい”という意味で左側に「現金 1,000,000」を、“借入金勘定の貸方に¥1,000,000を記入しなさい”という意味で右側に「借入金 1,000,000」と記録すれば良い。

現金 1,000,000 / 借入金 1,000,000

なぜ、このような二度手間とも思えるような(面倒な)記録を行うのですか?という質問が聞こえてきそうだが、これにはきちんとした理由がある。
それは、仕訳によって「どの勘定の借方または貸方に、いくらの金額を記入すればよいのか」を別の記録として残すことにより、勘定への記入ミスや記入漏れを防ぐためなのだ。要は仕訳と勘定記入を二重に記録することによって記録ミス・記入漏れを防止しているのである。

さて、ここからが本筋だ。

取引の発生から仕訳・勘定記入までの流れを示すと次のようになる……続きはメルマガで

 

 

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