公式メルマガ10/16号・配信!

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今週号の内容は…

1.新・簿記トラの穴

工業簿記(原価計算)の予定配賦ってのがよく解かんないんだよねー。
『なるほど!予定配賦』これさえ読めば、もう悩み不要!!これホント。

2.合格ラボ!

現行試験範囲で受験できるラストチャンス!試験範囲変更前のメリットを享受して第142回日商簿記検定で2級合格を手に入れよう!!
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3.第141回簿記検定で合格するぞ!!

3級講座や2級講座を改めて受講する必要は無いんだけど、どうしても解らないトコロがあるだよね〜。ソコだけを教えてもらえないかなぁ?

4.編集後記

 

今週号のハイライト

原価計算といえば予定配賦。
これは2級で初めて工業簿記を学ぶ人が最初に躓くトコロでもある。

なぜ、わざわざ予定配賦を行うのか?実際の確定金額だけで計算(実際配賦という)するのじゃダメなの?……このような疑問を抱きつつ、モヤモヤしたままで原価計算の勉強を進めている人も多いのではないだろうか。

そこで試しに「なぜ予定配賦を行うのか?」という疑問をGoogle先生に質問してみた。
ところが、でてくるのは仕訳や勘定記入の方法ばかりで肝心の答えがなかなかみつからない。
中には質問の答えに合致するものもあるのだが、ちょっと言い回しが難しくて原価計算の初学者には判り辛いかな?ってな感じである。

うーん、なぜ予定配賦なんてモノを行うんだろう?

 

原価計算の目的は製造原価を計算するだけではないのだ!

手元の電卓の製造原価が一体いくらなのか?
これを計算するのが原価計算だ。

この電卓を製造するのに要した材料費・労務費・経費を調べて集計すれば、その製造原価を算定することができるよね。
OK。それじゃぁ、原価計算の目的はモノ(製品)の製造原価さえ計算できればそれで良いのだろうか?

もちろん、そうじゃない。
原価計算の目的には製品の製造にかかった実際の金額を集計するだけでなく、価格決定やコスト管理、予算管理、意思決定といった「原価管理」の目的もあるのだ。

今作っている製品の製造原価がいったいいくら位になるのか?
実際にかかった金額を知るだけなら、全ての金額が確定するのを待って集計すればいい。ただし、原価要素の中には月末や年度末にならなければ金額が確定しないもの多いため、実際に集計できるのはとても遅くなってしまう。へたをすると翌年度になって計算スタート……なんてこともありえるかも。

それでもいいよ!って人もいるかもしれないが、現実問題としてこれってどうだろう?
そもそも製造原価がわからなければ、その製品の価格が決定できないよね。たとえば、あなたが新製品の売り込み営業でお客さんのところへ行ったと仮定しよう。

あなた:「社長、今、我社で新製品を作っているんですよ。御社でもお一ついかがですか?」

社長:「ほう、面白いね。で、いくらなんだい?」

あなた:「ははは、作っている途中なので完成してみないとわかりませんねぇ。月末…いや、決算になればわかるかも。」

社長:「……。」

これじゃぁ、まともなビジネスはできない。
ところが、ここで予定配賦を用いれば……続きはメルマガで

 

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