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毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日! 今週号の内容は…

1.合格ラボ!

6月10日(日)施行の第149回日商簿記検定試験にむけて、これから試験日までにやっておくべき、たった二つのこととは?

2.真・簿記トラの穴

全8回に渡って連載した2級新出題範囲「税効果会計」の記事内容をまとめたPDFファイルを公式サイトならびに当ブログにて『2級受験者のための税効果会計』というタイトルで無料配布しております。ご自由にご利用ください。
みなさんの検定受験のお役に立てば幸いです。

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3.編集後記

今週号のハイライト

あなたもご承知の通り、簿記検定は一夜漬けで合格できるような試験ではない。
そう、これまでに積み重ねてきた時間がモノをいう試験だ。

数ヶ月に渡ってコツコツと学習を進めてきたあなたなら、慌てることなく、己の力を信じて、今までに身につけた知識を思う存分発揮できさえすれば必ず合格できるはずだ。

でも、油断は大敵。最後まで気を抜かずに万全の態勢で試験に臨みたいものである。
そこで今回は本試験までにチェックしておくべき二つのことをお話ししておこう。

 

チェックその1~解き方(解法)をもう一度確認しておこう

使用している模擬問題集の第1回目から順に、出題の論点とその解法をもう一度確認しておこう。
特に次のような感じで出題の論点をじっくりと考えてみることが大切だ。

例えば2級において繰越利益剰余金の勘定記入を要求している設問の場合。
大抵の問題では繰越利益剰余金の期首残高(前期繰越額)を各自で推定するようになっている設問が多いが、これは繰越利益剰余金の出題論点が次のような点にあるためだ。

◎どのような推移で繰越利益剰余金の金額が変動するのか。

◎残高試算表上の数字がどのような意味を表しているのか(※決算整理前残高試算表上の繰越利益剰余金勘定の数字は“期首残高から株主総会による剰余金の処分を行なった後の残高”を表している)。

したがって単純に解き方を丸暗記するのではなく、上記の出題論点を理解した上で期首残高の推定や繰越利益剰余金勘定の増減ポイントを再確認しておくことがポイントとなる。

上記は一つの例だが、もちろん難しく考えることはない。自分自身がわかる言葉と範囲で大まかな問題の趣旨と解答手順を確認できれば構わない。

近年の簿記検定の出題傾向は過去問題とは異なる切り口による出題が目につくが、実際には問題文の言い回しや資料の見せ方が目新しいだけで、内容的には従来の問題となんら変わることはないという点を忘れないで欲しい。
このとき、上記のように個別の出題論点と解法手順がしっかりと確認できていれば本試験で慌てることはないだろう。
与えられた資料を粛々と整理整頓しさえすれば、必ず解答を導くことができるはずだ。

検定問題の作成者が受験生に求めているスキルとは、難解な解法を憶えることや高度な計算能力ではない。

求められているのは与えられた資料を整理整頓する能力……つまり、設問の意図を読み取る能力(読解力)なのだ。
そのためにも読み取った意図を直ぐに処理できるよう、個別の出題論点と解法手順を自身の中で整理整頓して万全の体制を整えておくことが大切だ……続きはメルマガで

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