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1.真・簿記トラの穴

有価証券の期末評価で気をつけなければならないポイントとは?
売買目的有価証券と、その他有価証券の処理方法違いには要注意だ!

2.独学で11月検定合格を目指している人へ

3.編集後記

今週号のハイライト

有価証券の学習ポイントは、何といってもその期末評価にあるだろう。
有価証券は保有目的に応じて4つの区分に分類され、それぞれの期末評価方法は次の通りだ。

売買目的有価証券 → 時価評価
満期保有目的債券 → 原則として簿価,ただし、額面金額と取得価額の差額が金利の調整と認められるときは償却原価法で計算した価額 ※2級では償却原価(定額法)で評価するケースがほとんど
子会社及び関連会社株式 → 簿価
その他有価証券 → 時価評価

有価証券の期末評価を学習する場合には、それぞれの区分ごとに、その処理方法を正しく身に着けることが大切だ。
特に時価評価を行う売買目的有価証券とその他有価証券の二つについては、その処理方法の違いに注意を払う必要がある。

 

切放法と洗替法

有価証券を時価評価する場合、具体的な処理方法として洗替法と切放し法という二通りの処理方法がある。
洗替法は期末に計上した評価損(または評価益)を翌期首に戻し入れて当初の取得価額に戻す方法で、切放し法は評価損(または評価益)を戻し入れせずに有価証券の取得価額を修正する方法だ。
具体的な数字で確認すると次のようになる。

[資料]取得価額100円 決算時の時価90円 売却価額120円

◎洗替法の場合

・決算時:取得価額100円の有価証券の帳簿価額を時価90円に修正すると同時に評価損10円を計上
・翌期首:前期の評価損10円の戻し入れ処理を行い、帳簿価額を100円に戻す
・売却時:帳簿価額100円の有価証券を120円で売却するため、売却益20円を計上

◎切放し法の場合

・決算時:取得価額100円の有価証券の帳簿価額を時価90円に修正すると同時に評価損10円を計上
・翌期首:評価損の戻し入れ処理は行わず、帳簿価額は90円のまま
・売却時:帳簿価額90円の有価証券を120円で売却するため、売却益30円を計上

洗替法も切放し法も決算時の処理は同じだが、翌期首の戻し入れ処理の有無によって翌期の帳簿価額が異なる点に注意しよう。

なお、売買目的有価証券については洗替法と切放し法のいずれかを選択できるようになっているが、日商簿記検定2級では主に切放し法が出題されるケースが多い。
だからと言って洗替法が全く出題されないというわけではないので、いずれの処理方法もしっかりと押さえておくことが肝心だ。

直近の2級検定では第148回や第141回の第2問で有価証券の問題が出題されているので、過去問題集などでチェックしておくことをお勧めする。

また、その他有価証券については洗替法のみとなる。ただし、この場合の修正仕訳は特殊な処理形式となるため注意が必要だ……続きはメルマガで

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