公式メルマガ10/25号・配信!

毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日! 今週号の内容は…

1.簿記初学者のための いろはの“い”

仕入諸掛と売上諸掛。
当方負担と先方負担の違いとは?

2.合格ラボ!

制限時間内で得点しなければならないのが検定試験。
合格のための時間配分とは?

3.編集後記

今週号のハイライト

商品を仕入れる際の引取運賃や関税等の付随費用を仕入諸掛(しいれしょがかり)といい、商品を売上げた際の発送費等を売上諸掛という。
今回はこれらの基本的な処理方法と試験時の注意ポイントを確認してみよう。

仕入諸掛と売上諸掛の基本的な処理方法

仕入諸掛は仕入原価に加えて処理する。
これは仕入諸掛が“商品の仕入に必要なコスト”であり、引取費等といった別の勘定科目で処理するよりも会計理論上合理的だからという理由による。
具体的な仕訳例は次の通り。

[例題]商品¥100,000を仕入れ、引取費¥3,000と共に現金で支払った。

(借方)仕 入 103,000
(貸方)現 金 103,000

一方、商品を売り上げた際に生じる売上諸掛は発送費勘定を用いて適正に処理を行う。
この時、発送費(費用)と売上(収益)とを相殺したりしないこと。

[例題]商品¥200,000を売り上げ、代金は掛けとした。なお、その際の発送費¥5,000は現金で支払った。

(借方)売掛金 200,000
(借方)発送費  5,000
(貸方)売 上 200,000
(貸方)現 金  5,000

先方負担のケースに要注意!

簿記検定では仕入諸掛や売上諸掛を「先方負担を立て替えて支払った」というケースが多々出題される。
これは本来は相手(先方)が負担しなければならない付随費用を当方が立て替えて支払うケースのことである……続きはメルマガで

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