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1.目指せ2級合格!簿記初学者のためのワンポイント講座

今回は株式会社の資本金と剰余金の基本仕訳パターンの確認だ。
特に利益準備金の積立額計算や繰越利益剰余金の増減に関する処理には十分に注意したいね!

2.編集後記

 

今週号のハイライト

今回は株式会社の資本金や剰余金の処理に関する仕訳パターンの確認だ。
3級では資本金と繰越利益剰余金の増減、2級では利益準備金の積立額の計算がポイントになるぞ。

 

資本金

◎ 資本金=株式の発行価額×株式数(原則)

[仕訳例]株式100株を1株¥60,000で発行し、全額の払込みを受け、払込金を当座預金とした。

(借方)当座預金 6,000,000
(貸方)資本金  6,000,000

※株式の発行時には、株式会社設立時に発生する創立費と、増資のための株式追加発行時に発生する株式交付費がある。これらは株式発行に関する設問で出題されやすいので両者の違いに注意しよう。

創立費:株式会社の設立のために直接支出した費用

株式交付費:増資のための株式発行費用

 

資本準備金

払込金額の総額を資本金とするのが会社法の原則だが、容認規定として“払込金額の2分の1を超えない金額”を資本金としないことができる。この場合、資本金に組み入れない金額は資本準備金として処理する。

[仕訳例]株式100株を1株¥60,000で発行し、全額の払込みを受け、払込金を当座預金とした。ただし、会社法で認められる最低額を資本金とする。

(借方)当座預金  6,000,000
(貸方)資本金   3,000,000
(貸方)資本準備金 3,000,000

◎会社法で認められる最低額とは?

会社法の容認規定では“払込金額の2分の1を超えない金額”という表現になっているが、言い方を変えると「最低でも払込金額の2分の1以上を資本金にしなさい」ということである。
したがって上記例の場合、資本金への組み入れ額は¥6,000,000×1/2=¥3,000,000となる……続きはメルマガで

 

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