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1.目指せ2級合格！簿記初学者のためのワンポイント講座

連結会計の設問を解答する際のポイントはコレ！
今回で連結会計攻略は最終回です。

2.編集後記

長かった連結会計も今回が最終回。
最後は今まで学習してきた内容の総合問題ともいえる連結財務諸表の解法手順を確認してみることにしよう。

連結財務諸表は以下の財務諸表で構成される。

◎連結損益及び包括利益計算書（または連結損益計算書および連結包括利益計算書）
◎連結貸借対照表
◎連結キャッシュ・フロー計算書
◎連結株主資本変動計算書
◎連結付属明細表

上記のうち２級で出題されるのは連結損益計算書、連結貸借対照表と連結株主資本等変動計算書になる。

連結財務諸表は親会社と子会社の個別財務諸表の数値を合算するところからスタートする。
この数値の中には親会社・子会社の間で行われた取引などが含まれるため、個別財務諸表の合算後に必要な修正を加えることになる。この修正を行うための仕訳を連結修正仕訳という。

連結財務諸表を作成するまでの流れは次の通りだ。

(1)親会社の個別財務諸表と子会社の個別財務諸表を合算
↓
(2)連結修正仕訳
↓
(3)連結財務諸表

なお、個別財務諸表の合算や連結修正仕訳といった連結のための一連の手続きは「連結精算表」と呼ばれる作業表上で行われる。
この連結精算表には様々な様式があるが、検定試験では下記URLの画像のような形式が一般的だ。

◎連結精算表（←クリックするとPDFが開きます）

※日商検定公式ウェブサイト（ https://www.kentei.ne.jp/ ）のサンプル問題から一部抜粋・引用。

サンプルの個別財務諸表欄に親会社・子会社の個別財務諸表の数値を記入し、これに修正・消去欄の数値を加減して連結財務諸表欄へと書き写していくという流れになる……続きはメルマガで

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