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そて、 今週号の内容は…

1.目指せ2級合格!簿記初学者のためのワンポイント講座

今回は部門費計算をマスターするためのコツをご紹介。
部門費計算は苦手なんだよねー、では2級合格は程遠いですぞ!

2.編集後記

 

今週号のハイライト

部門費計算は好きですか?

こう質問されたとき「大好きです!」って即答する人はそう多くないかもしれない。
どちらかと言えば部門費計算は苦手・面倒だと感じている人の方が多いのではないだろうか。

なぜ、部門費計算を苦手・面倒だと感じるのか。
答えはいたって単純だ。そう、部門費計算の目的がよく解っていないからである。

部門費計算をマスターするためには、その計算目的をしっかりと把握することが最も重要だ。
原価計算の学習では、とかく目の前の解法や計算テクニックばかりに目を奪われがちだ。しかし、解法を憶えることばかりに気を取られてしまい、肝心の「計算の目的」を見失っては意味がない。

「何のために計算をするのか。」

これを意識することが部門費計算も含めて、工業簿記(原価計算)の学習で最も必要なのである。

部門費計算の目的とは何か?

なぜ、製造間接費をわざわざ「部門」という区分に分割するのだろう。

その理由は教科書的な言い方をすれば「正確な計算と原価管理目的のため」ということになるのだが、正直いまいちピンとこない人も多いことだろう。
ここで原価計算の目的をもう一度思い出してみてほしい。

そう、原価計算の目的は製品の製造原価を計算することだけではない。
どこで、どのくらいの原価要素が消費されているのか……このような「経営に必要な情報」を収集することも原価計算の目的の一つだったはずだ。

部門費計算の目的は、どこでどのくらいの原価要素を消費しているのかを詳細に把握することである。そして原価要素を細かく分解することで、より正確な原価計算を可能にしているのだ。

例えば製造間接費¥1,000,000を製造指図書#1、#2、#3の各指図書にたった一つの配賦基準で大雑把に配賦するのと、製造間接費¥1,000,000の内容を各部門ごとに細かく分解し、それぞれの原価要素ごとに適切な配賦基準を使って各指図書に配賦するのとでは、どちらが正確な計算になるだろうか。

また、各部門ごとに原価要素を分解することで「どの部門がどのくらいの原価要素を消費しているのか」も把握することが可能となる。これらの情報は経営の判断に必要な情報として重宝されるはずだ。

このように部門費計算を行う目的が明確に解っていれば、後はその目的を達成するための計算を考えれば良いだけだ……続きはメルマガで

 

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