簿記塾オッジとは

簿記塾オッジは、資格スクールの画一化した一律指導に疑問を持ち、独自に開発した指導法で各生徒の理解の障壁を取り除き、簿記の魅力を伝えることを目的として1997年に設立されたマンツーマン指導の私塾です。
創立以来、簿記教育の専門機関として、日商簿記検定試験において非常に高い合格率で合格者を輩出し続けています。
指導は、私、永野が生徒一人ひとりの理解度に合わせて、最適なペースで直接行います。

主宰者の略歴

nagano-white
永野愼哉
マンツーマン指導専門の簿記教室「簿記塾オッジ」の主宰者
熊本学園大学大学院商学修士(商学)専攻は財務会計
1965年生まれ、熊本在住
簿記検定の合格を目指す人の簿記力(ぼきりょく)を高める専門家

 

「講師一名 対 生徒数十名」が当たり前なのはなぜなのか?


簿記講座は昔も今も「講師1名 対 生徒数十名」という多人数授業が一般的です。
どうしてこのスタイルが主流なのでしょうか?

私が最初に勤めた資格スクールでも、当然のようにこの方式で授業を行っていました。
その経験から言うと、集合授業はカリキュラムが詰め込まれており、分単位で授業を進める必要があります。そのため、講師はスケジュール通りに授業を進行することに追われます。
このような状況で、全員が満足する授業を提供できる講師が何人いるでしょうか。

しかし、講師を非難することはできません。
なぜなら、多くの生徒を同時に指導するため、授業中に個々の疑問に答える余裕はありません。そうしていたら授業は進まないからです。

その結果、生徒は授業に追いつくのに必死です。
やがて、ついていけなくなる生徒が出てくるのは避けられません。

授業で理解できなかった部分があるとき、どうしますか?
授業後に質問しますか、それとも放置しますか?

私の経験では、授業後に質問するのはいつも同じ数人だけです。他の多くの生徒は授業が終わるとすぐに教室を出てしまいます。
実際、理解できなかった部分をそのままにしてしまう人が多いのです。

「この授業方法で本当にいいのだろうか?」

この疑問が、簿記塾オッジ創立のきっかけでした。

 

簿記を学ぶ目的とは


検定試験に合格することは重要ですが、それは結果であり、学習の本質的な目的ではありません。

あなたは、なぜ簿記を学ぼうと思ったのですか?

・仕事で簿記の知識が必要だから。
・将来、職業会計士を目指しているから。
・簿記の資格が転職に有利だから。

簿記を学ぶ理由は人によって異なりますが、実生活や実務に役立つ知識を身につけるという点で共通しています。
形式的な資格ではなく、実用的な知識を得ることが重要だとあなたは理解しているはずです。

検定試験に合格しても、学んだ知識をあなたの財産として活かせるようにすること…これが簿記塾オッジの教育理念です。

 

正確な専門知識を身につける


教えるためには、まず自分が教える内容を正確に理解する必要があります。
なぜそうなるのか、なぜそのように考えるのかを深く理解することが重要です。

以前の私は、教えることについて深く考えたことはありませんでした。単純に「試験に合格する=理解している」と考えていたのです。そのため、「コレハ、コウイウモノナノダ」と教科書の内容をそのまま教えることが多かったように思います。

確かに、検定試験に合格させるだけなら、その方法でも可能です。しかし、指導者としてそれで満足していいのでしょうか。
そこで、簿記塾オッジを開校する前に、会計(簿記)を学問として正しく学び直すため、大学院へ進学する決意をしました。

社会人として大学院へ進学するのは大変でしたが、試験に合格し、会計学を専門的に学ぶ機会を得ることができたのです。
当時の私にとって、大学院での専門教育は毎日が新鮮で刺激的で、簿記塾オッジを創設するための強い確信とモチベーションとなりました。

先に述べたように、私が目指すのは、単に検定合格者を排出するだけの資格スクールではありません。
本気で簿記を学びたい人のために、専門知識を持つ真のプロフェッショナルが指導する「本気の簿記教室」を目指しています。それが簿記塾オッジです。

簿記塾オッジの「オッジ(Oggi)」はイタリア語で「今日」という意味です。いつか何かをしようと考えていても、その「いつか」は永遠にやって来ません。
これから勉強を始めようと考えている方々にも、そして私自身にも、「思い立ったが吉日、今日から行動を開始しよう」という意味を込めて名付けました。

簿記塾オッジは、簿記の勉強に励むすべての人を応援しています!簿記学習に関するご不明点やお悩みがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。皆様の声をお待ちしております。


 

 

 

 

 

個人指導専門の簿記教室