【コラム】プラスアルファを目指そうぜ!

 

2013/4/17 11:37 掲載のJ-CASTニュース(Web版)に『会計士、税理士、弁護士・・「士業」総崩れ 「TPP」も逆風になるのか』ってニュースが掲載されていたんだけど、読んだ人はいるかな?

詳細は掲載記事↓
「会計士、税理士、弁護士・・「士業」総崩れ 「TPP」も逆風になるのか」

まぁ、そんなに突っ込んだ記事ではないのだけれど、
これから税理士や公認会計士をめざそうと考えている人や、試験に王手がかかっている人にとっては気がかりな話しだよね。

記事では「士業」同士の仕事の奪い合いや、TPPに絡めて話を展開しているんだけど、
パイの取り合いは何も今に始まったことではない。

どんな職業であれ商売の基本は同じで、「いかにお客を囲い込むか」なんだ。

もちろん、これは「士業」であっても例外ではない。

税理士や公認会計士という難関資格であっても、資格を“取得しただけ”では食えないってコト。

そりゃぁそうだよね。

試験に合格=薔薇色の人生が約束されている…ってワケじゃぁない。

資格を取得するというのは、特定の業務を行える資格を得ただけであって、
ようやくスタート位置に立てたに過ぎない。

まずはお客を集めないことには(お金にならないので)メシが食えないのだ。

特に独立して自分の事務所を構えるとなると、最初は営業から何から全部自分独りで行わなければならないしね。

そりゃぁ大変だよ。

ここを読んでいる人の中には個人で独立開業して頑張っている人も多いから、
これらの苦労は身に沁みてわかってるんじゃぁないかな。

薔薇色の人生になるかならないかは、本人の努力次第ってこと。

要は優秀な経営者は有能な営業マンでなくてはならないってことだね。

で、この時、切り札になるのが「プラスアルファ」の能力や技能。

これにはいろんなプラスアルファが考えられるんだけど、

j-castの記事に沿って、やはり語学力ってことで考えてみよう。

そうだね、

TPPに限らず、これからの日本はイヤでもグローバル化されていく。

そんな時に「ワシは日本語でしか仕事はできん!」なんて頑固親父みたいなことを言っていたんじゃ時代に取り残されていくだけだろうね。

また、このグローバル化ってヤツのスピードは、
あなたが考えているよりももっと速いかもしれない。

ほら、よーく周りを見渡してみて。

日本で生活している外国の人たちの本当に多いこと!

もちろん英語圏の人ばかりではないけれど、英語が第二公用語の国が多いので、事実上英語ができれば世界中の人とコミュニケーションがとれるってワケだ。

で、ここで「プラスアルファの能力として英会話を勉強しよう!」と言ってしまうと、あまりにも能が無い(笑)

そこで、ここを読んでいるみんなには、これをプラスアルファの能力・技能として僕からオススメしたい!

それは、

国際会計検定【BATIC】

聞いたことがある人もいるかもしれないね。

これは東京商工会議所が施行している英文簿記の検定試験なんだ。

もちろん米国会計基準(U.S.GAAP)ならびに国際財務報告基準(IFRS)に準拠しているので、英語の勉強と同時にこれらの知識を身に付けられる一石二鳥の資格試験なんだ。

BATICについての詳しい情報は下記URLで確認してほしい。

BATIC(国際会計検定)

この検定試験、実は結構昔から実施されているんだけど、
ここにきて赤丸急上昇中の注目資格なんだ。

税理士や公認会計士といった職業会計人はもちろん、
特に、企業に勤めているビジネスパーソンや大学生に超オススメだ!

今時はTOEICの高得点だけじゃプラスアルファのアピールにはならないんだね。

英語が喋れるのは当たり前、

その上で“何ができるのか”が要求されているんだ。

今はそういう時代なんだね。

ウヒョー、シビアだねー。