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今週号の内容は…

今週号の目次と内容

1.真・簿記トラの穴
「仕入帳・売上帳」

補助記入帳の一つ、仕入帳と売上帳の記入上の注意点をまとめた記事。
検定試験では、仕入帳と売上帳は資料として頻繁に使われるので、その読み方に注意が必要だ！

2/23施行された第136回日商簿記検定試験の総評だ。
今回は難易度が低かった？

あの大好評だったポイントメールが小冊子として帰ってきた！
これでキミも日商簿記検定3級に合格だ！！

なぜなら、発送費は売上の明細ではないからだ。
これは仕訳を書いてみると簡単に理解できるだろう。

[例題]商品￥80,000を掛けで売上げた。なお、発送費（当方負担）￥3,000は現金で支払った。

（借方）売掛金　80,000　/（貸方）売上　80,000
（借方）発送費　 3,000　/（貸方）現金　 3,000

売上帳に記入するのは、あくまで「売上￥80,000」の明細であり、発送費は関係ないのである。

では、なぜ仕入諸掛は仕入帳に記入したのか？
この答えも仕訳を書いてみると解る。

[例題]商品￥100,000を掛けで仕入れた。なお、引取費用￥5,000は現金で支払った。

（借方）仕入　105,000　/（貸方）買掛金　100,000
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿（貸方）現金　　　5,000

このように、仕入諸掛￥5,000は仕入原価に含めることになっていたはずだ。
そう、仕入諸掛は仕入の明細なので仕入帳に記入されるのである。

この点については“あやふや”な人が多いので、両者の違いをしっかり憶えておこう。
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