第137回日商簿記検定試験お疲れ様でした。さて、3級・2級の難易度は?
受験生の皆さん、試験お疲れ様でした。
今まで勉強してきたものを全て出し尽くすことができましたか?
今回の日商簿記検定試験は3級・2級ともに基本的な問題ばかりで、しっかり勉強・演習を重ねてきた方なら十分に合格点に届いたのではないでしょうか?
2級は問1(5)の端数利息の計算と問3の減価償却費の計算に注意が必要でしたが、それ以外は本当に基礎的な問題ばかりでしたので、合格率は前回同様に30〜40%とかなり高くなるのではないでしょうか。
また、3級も基礎的な良問ばかりで真面目に学習に取り組んできた方なら余裕で合格点に届いたはずです。
3級の合格率も40%以上になると予想されます。
さて、試験前までは137回の試験はかなり難しくなるのではないか?という予想もあちこちでされていたようですが、実際に蓋を開けてみると基本的な問題ばかりで受験生の基礎力を推し量る良問ばかりでした。
ここ数年の試験内容は、基礎をしっかり学んだ人には合格を、そうでない人(安易な暗記学習や山かけに頼っている人)には不合格といった正当な評価が下されるものとなっており、今後もこのような傾向はますます強くなっていくことでしょう。
今回、思ったように得点できなかった方や、これから簿記検定の受験を目指す人には上記のことを肝に命じて簿記学習に臨んで欲しいと思います。
とりあえず今週はゆっくり過ごして、試験勉強の疲れを癒してくださいね。