公式メルマガ6/27号・配信!
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今週号の内容は…
今週号の目次と内容
1.真・簿記トラの穴
「損益の整理(1)〜費用・収益の繰延べ」
みんなが苦手な損益の整理!?
語呂あわせもいいけど、やっぱり意味を知らないと検定試験では通用しないゾ!
2.第137回簿記検定試験問題の出題の意図が発表されました
出題の意図には解答のポイントや考え方、今後の試験内容のヒントが満載。
簿記検定を受験された方はもちろん、これから受験をされる方も一読すべし!!
3.6月・7月は第138回日商簿記検定(11/16施行)向けの【学習相談会・体験授業】強化月間です
学習相談会とスカイプによる体験授業(無料)の強化月間スタート!
メルマガ読者だけの特典!ワンポイント授業もあるよ(^^)ノ
4.就活で簿記合格をPR!エントリーシートの書き方とは?
せっかくの簿記合格。これを就活に活用しない手はありません。
でも、どうやってアピールすればいいんだろう?
5.編集後記
今週号のハイライト
簿記では一会計期間の費用・収益の発生高を正しく把握して純損益を計算する。
この時、費用・収益の発生と現金収支が必ずしも一致するわけではない。
そこで一会計期間の損益を正しく把握するために、現金の収支に関係なく当期分の費用・収益の金額を正しい発生高に修正するのだが、この手続きを「損益の整理」という。
さて、この損益の整理だが各種のコミュニケーションサイトやネット上の簿記検定向け情報の中には、この際の修正仕訳を単純に語呂あわせで暗記してしまおうという風潮が見受けられる。
もちろん私も語呂あわせは使用するし、授業でも教えている。語呂あわせがダメだと言っているのではない。
あくまで語呂あわせはテクニックの一つであって、意味が解っていなければ役に立たないということを知っておいて欲しのだ。
そう、どんなに便利な道具でも使い方を知らなければ無用の長物でしかないのである。
ここはしっかりと腰を据えて修正仕訳の“意味”を考えて欲しい。
なぜなら、特に近年の試験ではこの論点を尋ねる設問が多く、以前とは比較にならないくらいにその重要度が増しているからである。
費用の繰延べとは?
現金支出額を費用として計上していても、全額が当期分の費用になるとは限らない。
例えば、9月1日に向こう6ヶ月分の保険料¥6,000を支払ったとしよう。その時の仕訳は次のようになるはずだ。
(借方)支払保険料 6,000 /(貸方)現金 6,000
続いて12月31日の決算を迎えた際に上記の支払保険料勘定について何も処理をしなければ、その全額¥6,000が当期の費用として損益勘定へ振り替えられ純損益が算定されることになる。
果たしてこれで良いのだろうか?……続きはメルマガで
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