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今週号の内容は…

今週号の目次と内容

1.真・簿記トラの穴
「決定版!特殊仕訳帳完全マスター(第3回)〜合計転記を普通仕訳帳を通して行うワケ(理由)とは?」

なぜ、わざわざ合計転記を普通仕訳帳を通しておこなうの?
それまで通りでいいじゃん!?

2.ちょっぴり気になる!?ネットで見かけたニュース&記事

平成27年6月試験から簿記検定試験2級問題用紙が見やすくなります。
現在お使いの総合問題集や模擬問題集と“見た感じ”の印象が変わりますのでご注意を!

3.合格ラボ!

総合問題集は最低4回解くべし!
でも、ダラダラ解いても意味ないよ〜。

4.編集後記

 

今週号のハイライト

複合仕訳帳制度の学習を進めていくと、最後に「合計転記を普通仕訳帳を通して行う方法」というのを学ぶはずだ。
なぜ、わざわざ普通仕訳帳に合計仕訳を行うなんて面倒なことをするんだろう。それまで通りに特殊仕訳帳からダイレクトに合計転記をするのではダメなのだろうか?

 

そもそも総勘定元帳の記録(転記)が正しいかどうかなんて、どうやって判断してるの?

ご存知の通り、簿記の大きな特徴は「取引の発生→仕訳帳→総勘定元帳」という手続きを踏む点にある。
なぜ、「仕訳帳→総勘定元帳」という“手間のかかる”手続きを踏むのだろう?ダイレクトに「取引の発生→総勘定元帳」ではダメなのだろうか?

実はこの手続きの目的は「仕訳帳の合計」と「総勘定元帳の合計(合計試算表)」の金額一致にあるのだ。

どういうことかって?
思い出してみよう。発生した取引は、まず、仕訳帳に記録され、次いでその記録を元に総勘定元帳に転記される。
当然、仕訳帳にも総勘定元帳にも同じ取引が記録されているはずなので、転記ミスがなければ両者の合計金額は必ず一致する“はず”なのだ
つまりこうだ。

◎合計試算表

→ 貸借平均の原理を使って転記の“抜け”がないかどうか(仕訳の借方側は転記したのに貸方側を転記し忘れた等)をチェック。

◎仕訳帳の合計

→ 合計試算表との金額一致を使って転記ミスがなかったかどうかをチェック。

 

両者の一致を確認することでかなりの精度で転記ミスのチェクができるのである。
このように転記ミスのチェックは合計試算表(または残高試算表)単体で完結するのではなく、仕訳帳と合計試算表の金額一致という二重のチェックで慎重に確認できるようになっているのである。

 

特殊仕訳帳を採用した場合の問題点とは?

これまで学習してきたように特殊仕訳帳を用いている場合、当然ながら各特殊仕訳帳の記録内容は普通仕訳帳には記録されない。
そりゃそうだ、例えば現金出納帳を特殊仕訳帳として用いている場合は次のように記録しているはずだからね。

◎現金の入出金取引→[特殊仕訳帳としての現金出納帳]→総勘定元帳
◎上記以外の取引→[普通仕訳帳]→総勘定元帳

つまり、普通仕訳帳には各特殊仕訳帳に記録された取引内容がごっそり抜け落ちている状態なのだ!
この状態で普通仕訳帳と合計試算表を突き合わせたところで、当然その合計金額が一致するワケなどない。

これでは仕訳帳と合計試算表との金額一致を利用した転記の正否チェックができないんだが……どうすれば良いのだろう?……続きはメルマガで

 

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