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今週号の内容は…

1.合格ラボ!

簿記検定に向けて最初にやること……そう、それは学習計画のスケジューリング!
11月簿記検定で合格するための学習スケジュール計画法とは!?

2.編集後記

 

今週号のハイライト

第140回日商簿記検定も無事に終了して一息ついている人も多いことだろう。
だが、これから簿記の勉強を始める人・更なるステップアップを目指す人にとっては、6月は新たなスタート月でもある。
次回の第141回日商簿記検定は11月15日(日)に施行されるが、この簿記検定で目標の級に合格するために最初に行わなければならないのが学習スケジュールの計画だ。

 

目安となる学習時間

受験する級種や個人の能力差によって学習に必要な時間が異なるのは当たり前だ。とはいえ、目安となる指標がなければ計画も立て辛いだろう。
そこで資格スクールTACのウェブサイトに掲載されている各級の標準学習時間を参考にしてみよう。それによると授業時間を含めて必要な学習時間は次のようになっている。

◎3級:60〜80時間
◎2級:150〜200時間
◎1級:500〜600時間

時間数だとピンとこない人も多いだろうから、これを月数に直してみよう。ちなみに、計算の元となったモデルケースは以下の通りだ。

・独学で学習
・平日は職場(学校)から帰宅後に1時間程度の勉強。
・土曜または日曜のいずれかで3時間程度の勉強。

すると、学習に必要な期間は次のようになる。

◎3級:1〜3ヶ月
◎2級:5〜6ヶ月
◎1級:15〜18ヶ月

もちろん1日に相応の勉強時間が確保できるのであれば、もっと短期間でマスターすることも可能だ。
だが、読者の多くは昼間は何かしらの仕事(学業)に従事しているだろうから、以降はこのモデルケースを基準として話しを進めることにする。

 

忘れちゃいけない総合模擬演習の時間!

さて、学習スケジュールは上記の期間を目安にして試験日から逆算して計画するのだが、ここで忘れちゃいけないのが総合問題(または過去問題)を使った模擬演習の期間である。
受験経験がある人はお分かりだろうが、簿記検定に合格するためには2時間という試験時間内に合格解答を作成しなければならない。そのためには仕訳や計算、解答記入などのスピードアップの練習が欠かせないのだ!
そして、これらのテクニックを身に付けるためには1冊の総合問題集を最低でも4回は繰り返して解き直す必要がある。
したがって、そのための練習期間をテキスト内容を一通り学習する期間とは別に確保しなければならないのである。
ちなみに、この期間は……続きはメルマガで

 

 

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