公式メルマガ7/1号・配信!

 

毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日!
今週号の内容は…

1.真・簿記トラの穴

必ず憶えておきたい3つの原価計算!
計算の目的を知ることが学習の最初の一歩。

2.合格ラボ!

第143回日商簿記検定の合格が始まっています。
3級・2級の合格率は如何に!?

3.第144回日商簿記検定合格目標☆3級・2級受講生申込受付開始!

簿記塾オッジの講座に興味はあるけど……
◎スカイプ授業がどのようなものか良くわからない。
◎マンツーマンの授業って緊張しないかな。
◎授業についていけるのかな。

これは誰しもが抱く不安や疑問で、当たり前の気持ちですね。
そこで、そんな不安や疑問を吹き飛ばすため、簿記塾オッジからのご提案があります。

4.編集後記

 

今週号のハイライト

原価計算を学習する際に大切なのは「自分が何をするために計算をしているのか?」を理解しているかどうかである。

原価計算には実際原価計算に標準原価計算、直接原価計算など、いくつもの“種類”が存在する。
そんな中で目的も分からずに単に数字を集計しようとしても、一体全体どのデータを使って計算すれば良いのかが分からなくなるのは当然だ。
しかし、計算の目的がしっかりと理解できていれば、それを達成するために必要なデータを適切にピックアップして計算することができるはずである。

これから原価計算の学習をスタートする人も再度学習し直す人も、まずは原価計算の目的を知るところから学習をスタートしよう。

 

必ず憶えておきたい3つの原価計算とは?

原価計算には生産形態や集計される原価要素の違いなどにより、実に多くの原価計算の種類が存在する。
市販の参考書においても最初のページほうに、これらの原価計算の種類が事細かく解説してあるものが殆どだ。しかし、原価計算を初めて学ぶ者にとっては聞き慣れない用語は意味不明なだけで、ここで原価計算に苦手意識を持った人も多いことだろう。

そこで、まずは数ある原価計算の種類の中から必ず憶えておきたい3つの原価計算をチェックしてみることにしよう。
その3つとは下記の原価計算だ。

(1)実際原価計算

(2)標準原価計算

(3)直接原価計算

それでは、各原価計算の目的を一つずつ確認してみることにしよう。

 

実際原価計算の目的とは?

実際原価計算とは、その名の通り生産活動に従って製品の実際原価を計算する原価計算のことだ。砕けた言い方をすれば「製品を作るに実際に一体いくらかかったのか?」を集計する原価計算ということになる。

では、何のために実際原価を計算するのか?

答えは「財務諸表を作成するため」である。

なぜなら財務諸表には“実際”の金額を記載しなければならないからだ。まさか財務諸表に嘘の数字を記載するワケにはいかないよね。
したがって、実際原価計算を行う際には各原価要素の実際発生額を調べて集計すれば良いわけだ。
財務諸表を作成するために原価要素の“実際発生額”を使って原価計算するから「実際原価計算」。実にストレートな呼び名である。

(補足)原価要素の中には実際発生額が確定するのが月末や年度末になるものもあり、これらの金額が確定するのを待っていると計算の開始が遅くなってしまう。そのため、予定単価や予定賃率、予定製造間接費配賦率といった予定額(見積額)を使って計算を前倒しで行う「予定配賦」という計算手法(テクニック)が存在する。詳細については次回の「原価計算マスターへの道」で解説する予定だ。

 

標準原価計算の目的とは?

標準というのは言い換えれば基準のこと。「よりどころとなる目あて」とか「目標」と言い換えても良いだろう。
標準原価計算とは基準(目標)となる原価をあらかじめ決定しておき、実際に製品を製造した際の標準原価と実際原価とを比較することで両者の原価差異を把握・分析・検討し、今後の経営活動に役立つ資料を提供することを目的とした原価計算である。

具体的な例で言うと次のような……続きはメルマガで

 

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