公式メルマガ7/22号・配信!
毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日!
今週号の内容は…
1.真・簿記トラの穴
部門費計算をマスターするためのコツとは?
あなたも今日から部門費計算がスイスイ解ける!?
2.合格ラボ!
第143回日商簿記検定の受験者データが公開されました。
今回の問題は易しかったのか?
3.第144回日商簿記検定合格目標☆3級・2級受講生申込受付開始!
簿記塾オッジの講座に興味はあるけど……
◎スカイプ授業がどのようなものか良くわからない。
◎マンツーマンの授業って緊張しないかな。
◎授業についていけるのかな。
これは誰しもが抱く不安や疑問で、当たり前の気持ちですね。
そこで、そんな不安や疑問を吹き飛ばすため、簿記塾オッジからのご提案があります。
4.編集後記
今週号のハイライト
部門費計算は好きですか?
こう質問されたとき「大好きです!」って即答する人はそう多くないだろう。
どちらかと言えば部門費計算は苦手・面倒だと感じている人の方が多いかもしれない。
なぜ、部門費計算を苦手・面倒だと感じるのか?
答えはいたって単純だ。そう、部門費計算の目的がよく解っていないからである。
部門費計算をマスターするためには、その計算目的をしっかりと把握することが最も重要だ。
原価計算の学習では、とかく目の前の解法や計算テクニックばかりに目を奪われがちだ。しかし、解法を憶えることばかりに気を取られてしまい、肝心の「計算の目的」を見失っては意味がない。
何のために計算をするのか?
これが解っていれば解法や計算テクニックは自然と身につくものであり、目を三角にして憶えるものではないのである。
部門費計算の目的は何か?
なぜ、製造間接費をわざわざ「部門」という区分に分割するのか?
その理由は教科書的な言い方をすれば(1)正確な計算と(2)原価管理の目的からということだが、正直いまいちピンとこない人も多いことだろう。
ここで原価計算の目的をもう一度思い出してみてほしい。
そう、原価計算の目的は製品の製造原価を計算することだけではない。
どこで、どのくらいの原価要素が消費されているのか……このような経営に必要な情報を収集することも原価計算の目的の一つだったはずだ。
部門費計算の目的は、どこでどのくらいの原価要素を消費しているのかを詳細に把握することである。そして原価要素を細かく分解することで、より正確な原価計算を可能にしているのだ。
例えば製造間接費¥1,000,000を製造指図書#1、#2、#3の各指図書にたった一つの配賦基準で大雑把に配賦するのと、製造間接費¥1,000,000の内容を各部門ごとに細かく分解し、それぞれの原価要素ごとに適切な配賦基準を使って各指図書に配賦するのとでは、どちらが正確な計算になるだろうか。
また、各部門ごとに原価要素を分解することで「どの部門がどのくらいの原価要素を消費しているのか」もわかるだろう。これらの情報は経営の判断に必要な情報として重宝されるはずだ。
このように部門費計算を行う目的が明確に解っていれば、後はその目的を達成するための計算を考えれば良いだけだ……続きはメルマガで
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