公式メルマガ9/23号・配信!
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今週号の内容は…
1.真・簿記トラの穴
工場会計の独立!
3分でわかる工場会計の簡単仕訳術とは!?
2.合格ラボ!
新出題範囲対応の参考書&問題集はコレ!
3.第144回日商簿記検定合格目標☆2級新範囲対策・特別集中講座のご案内
平成28年度の日商簿記検定から2級の出題範囲が大きく変わりました。特に2級ではクレジット売掛金や電子記録債権、売上原価対立法をはじめとした実務に直結する内容が大幅に追加されています。
だからといって「新範囲の勉強はどうしよう」などと悩む必要はありませんよ!
2級新範囲対策・特別集中講座のご案内です(^^♪
4.編集後記
今週号のハイライト
工場会計の独立というのは、工場会計を本社会計から分けて独立の会計単位とすること。要は商業簿記の本支店会計と同じである。
ただし、工場に「どのような勘定が設定されているのか」によって仕訳パターンが異なってくるので注意が必要だ。
基本は本支店会計と同じ
工場会計の独立といっても、基本的には本支店会計と全く同じだ。
本社に工場勘定(または工場元帳勘定)を、工場に本社勘定(または本社元帳勘定)を設けて互いの債権債務を記録するだけだ。ただ、本支店会計と異なる点は「工場にどのような勘定が設定されているのか」によって仕訳パターンが変わる点である。
例えば材料¥100,000を購入し、代金は本社が小切手を振り出して支払った場合、工場に材料勘定が設定されていれば仕訳は次のようになる。
◎本社
(借方)工場 100,000 /(貸方)当座預金 100,000
◎工場
(借方)材料 100,000 /(貸方)本社 100,000
一方、材料勘定が本社に設定されていたら次の仕訳になる。
◎本社
(借方)材料 100,000 /(貸方)当座預金 100,000
◎工場
仕訳不要
このように“本社・工場のどちらに勘定が設定してあるのか”によって仕訳パターンが変わってしまうのだ。
とはいうものの、基本的にそんなに難しい内容ではないので、落ち着いて考えてもらえば解答を導くのにそう時間はかからないだろう。
それでも本試験において「あれ、どうだったけ?」とか、「いつものクセで、つい……」なんてこともあるだろう。
そこで今回は簡単に本社・工場の仕訳を作る手順を紹介しよう。
これなら、もう仕訳で迷うことは皆無だ。
簡単!仕訳作成術
考え方は至ってシンプル。
本社だ、工場だと分けて処理しようとするから迷うのであって、最初から「一つの会社の仕訳」として考えれば良いのだ。要は発想の転換である。
例えば先の例題の場合は次のように考える……続きはメルマガで
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