公式メルマガ10/14号・配信!
毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日!
今週号の内容は…
1.原価計算マスターへの道・外伝
材料副費の予定配賦は大丈夫かな?
意外と見落としがちな箇所なので要注意だよ。
2.合格ラボ!
第144回簿記検定の申込締切が迫っています。
お申込はお早めに!
3.質問上等!わからない箇所はShinちゃん先生に訊け!!
◎解答・解説を読んでも意味がよく解らない。
◎暗記に頼らない解き方(考え方)を教えてほしい。
◎特定の箇所だけもう一度教えて貰いたい。
試験前にはいろいろと知りたいことが増えるもの。
でも、テキストを読んでもイマイチしっくりこない、気軽に質問できる人がいない等といった理由で疑問が解決出来ずにお困りの方はいませんか?
4.編集後記
今週号のハイライト
材料副費といえば商業簿記で言うところの仕入諸掛みたいなもので、材料の取得原価に含めるというのが基本だ。
したがって、「買入部品300,000円を掛けで購入し、引取費10,000円は現金で支払った」などという取引の仕訳は以下のようになる。
(借方)材料 310,000 /(貸方)買掛金 300,000
(借方)材料 310,000 /(貸方)現金 10,000
うん、ここまではOKだろう。
ところが材料副費を購入代価の3%で予定配賦しているケースだと次のような仕訳パターンになる。
(借方)材料 309,000 /(貸方)買掛金 300,000
(借方)材料 309,000 /(貸方)材料副費 9,000
この時、材料副費勘定が貸方にあることに「?」と疑問を持つ人が多いようなのだ。
材料副費勘定は費用勘定のはずなのに、なぜ材料副費勘定が貸方にあるのだろう?ということらしい。
なぜ、材料副費勘定が貸方にくるのか?
材料副費は材料勘定に含めて仕訳を行うのが原則である。
ところが、材料副費を予定配賦する場合に限っては例外処理として材料副費勘定を用いることになっている。
とはいうもののピンとこないだろうから、今回は説明のために「買入部品300,000円を掛けで購入し、引取費10,000円は現金で支払った」という取引について特別に材料副費勘定を使って仕訳を行ってみよう。
上記の取引を「買入部品=材料勘定」、「引取費=材料副費勘定」で処理すると次の仕訳になる。
(借方)材料 300,000 /(貸方)買掛金 300,000
(借方)材料副費 10,000 /(貸方)現金 10,000
続けて、材料副費を材料勘定に加えるために次の振替仕訳を行う。
(借方)材料 10,000 /(貸方)材料副費 10,000
これらの仕訳を一つにまとめると借方の材料勘定が一つにまとまって310,000円となり、借方・貸方の材料副費勘定が相殺されるため、以下のように最初に紹介した原則通りの仕訳になるのだ。
(借方)材料 310,000 /(貸方)買掛金 300,000
(借方)材料 310,000 /(貸方)現金 10,000
では次に材料副費を購入代価の3%で予定配賦しているケースだが……続きはメルマガで
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