公式メルマガ1/13号・配信!
毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日!
今週号は新年最初の配信です(^^)/
その内容は…
1.真・簿記トラの穴
インターネットで簿記検定のことを検索するとよく見かける『2級は2週間、3級なら1週間で合格できる!』っていうタイトルの記事。
これって、本当に短期間で合格できるの?
2.合格ラボ
新出題範囲の“おさらい”5回目は、株主資本の計数の変動について。
この論点は思わぬ伏兵になるかも!
3.第145回簿記検定向け☆特別講座のご案内
「このまま合格できないのかしら。」「難しくて私には無理。」などと諦めることはありません。
合格率90%超を達成した学習ノウハウを全てあなたに伝授します!
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4.編集後記
今週号のハイライト
『2級は2週間、3級なら1週間で合格できる!』
インターネットで簿記検定のことを調べているとこのような目を引くタイトルの記事が目に飛び込んでくるが、果たしてそれは本当なのだろうか。
過去に少しでも会計のことをかじったことがあるとか、本格的に学習したことはないが仕事で会計データに触れる機会があるというのであれば、上記のような短期間での合格というのもあり得ない話ではない。
だが、あなたが予備知識ゼロの状態から検定合格を目指すのであれば、上記の記事内容を鵜呑みにしてのんびりと構えていると、恐らく合格の可能性より不合格の可能性の方が数倍も高くなることだろう。
簿記学習に必要な平均的な学習時間は?
個人差があるので一概に何時間とは明言できないが、一般的に問題演習時間も含めて必要な学習時間は概ね3級で60~80時間、2級で150~200時間と言われている。
とはいうものの、時間数ではピンとこない人も多いだろう。
そこで次の条件で、どのくらいの期間に相当するのかを計算してみた。
(条件)社会人で平日は帰宅後夜に1時間程度の学習、土日にそれぞれ2~3時間程度の学習を予定。
すると、単純計算で3級で2~3ヶ月、2級で4~5か月となる。
もちろん、毎日数時間もの時間を簿記学習に充てることができるのであれば、学習期間は短縮することができる。
ちなみに、タイトルにあるような『2級は2週間、3級なら1週間』ということだと、1日に8~9時間の学習が必要となる。
年々と高くなっている難易度!
一昔前は“簿記は暗記”とばかりに、パターン暗記を中心とした学習が簿記学習の標準的な学習方法であった。
それこそ3級・2級ともに1冊の総合問題集を繰り返し解き直すことで、ほぼ全ての出題パターンを網羅することができ、試験にも余裕で合格することができたことも事実である。
もちろん、これは検定試験向けに特化した方法なので、学習した知識が実務で役立つかどうかは不明である。
とにかく検定試験合格のためだけの学習方法なのだ。
ところが、ここ数年は出題傾向が大きく変わってきており、基礎的な知識や考え方を正しく理解しているかどうかを試す応用問題の出題が増えてきているのである。
要は従来の単純な丸暗記やパターン暗記による受験生を排除する方向に試験の傾向が変化してきているのである。
実際の設問を見ると基本的な考え方が解っていれば何ということないものばかりなのだが、過去問題の出題パターンとその解き方を憶えることに時間を費やした受験生にとっては、あたかも意表を突く設問のように目に映るのかもしれない。
とはいうものの、基本をしっかりとマスターするというのは、言葉で言うほど簡単なものではない。
基本を理解することとはテキストに書いてあることを丸暗記するのではなく、『なぜ、そう考えるのか?』を自分自身が納得できるまであれこれじっくりと思考することが不可欠なのだ。
解説を読んで“解ったつもり”になっているくらいでは昨今の応用問題を解くことなどできないだろう。
そういった意味では、近年の設問の難易度は年々と高くなっていると言える……続きはメルマガで
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