公式メルマガ6/23号・配信!
毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日! 今週号の内容は…
1.合格ラボ!
第146回日商簿記検定3級における出題ミスについて、商工会議所からアナウンスがあります。詳細は商工会議所の検定試験公式ウェブサイトでご確認ください。
2.真・簿記トラの穴
今回は連結会計の学習ポイントの一つでもある『投資消去差額』について。もちろん仕訳パターンだけでなく、解法手順も順を追って細かく解説するぞ!
3.編集後記
今週号のハイライト
前回は連結修正手続きの第一歩として投資と資本の相殺消去について学習した。
ただ、前回の内容は投資と資本の相殺消去の基本的な考え方や処理方法を学ぶため、解りやすいように『投資の金額=資本の金額』という前提で話を進めていたのだ。
ところが、実際には親会社の投資(子会社株式)の金額と子会社の純資産のうち親会社に帰属する部分の金額が異なるケースがほとんどで、その場合は投資と資本の相殺消去で差額が生じることになる。
これを投資消去差額という。
投資消去差額とは?
投資消去差額とはいわゆる“のれん”のことだ。
要するに親会社の投資額と買収される子会社の評価額とに差額があるため、相殺消去の際に差が生じるのである(このような評価差額のことを日本では“のれん”と呼んでいる)。
したがって投資と資本との差額(投資消去差額)は次のように判断・処理すれば良い。
・親会社の投資 > 子会社の純資産のうち親会社に帰属する部分
⇒ のれん
・親会社の投資 < 子会社の純資産のうち親会社に帰属する部分
⇒ 負ののれん
なぜ投資消去差額が生じるのか?
例えば子会社を新たに設立する場合は「親会社の投資金額=子会社の純資産額」となるため、投資と資本の相殺消去において差が生じることはない。
しかし既存の会社の株式を取得して子会社とする場合……続きはメルマガで
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