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毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日! 今週号の内容は…

1.合格ラボ!

目標の日商簿記2級も取得できたし、次は何を目指そうかな……そんなあなたにピッタリな検定資格はコレだ!!

2.真・簿記トラの穴

連結修正仕訳で忘れてはいけないのが子会社の資産・負債の時価評価!今回はこの論点をマスターするぞ!!

3.編集後記

今週号のハイライト

今まで学習してきた連結の流れをおさらいすると次のようになる。

(1)親会社の個別財務諸表と子会社の個別財務諸表を単純合算
 ↓
(2)連結修正仕訳
・投資と資本の相殺消去
・投資消去差額(のれん)の計上

このように前回まで、投資と資本の相殺消去の際に投資消去差額が発生するケースを確認したところまで話を進めている。

ところが上記の流れの中には実は大切な項目が一つ不足しているのだ!
それが今回の子会社の資産・負債の時価評価である。

 

子会社の資産・負債の時価評価とは?

上記の流れの(1)に注目してほしい。
連結会計では、まず最初に親会社と子会社の個別財務諸表を単純合算するところからスタートする。
この時、合算される子会社の個別財務諸表はもちろん子会社の帳簿価額だ。

ところが企業グループ全体の視点からみると、子会社の資産は支配獲得日に新たに外部から取得した資産となるため注意が必要となるのだ。

ここで少しばかり考えてみよう。

通常の取引で資産を外部から取得した場合、資産の取得価額は取引時の時価で評価される。
このことは例えばS社が500万円で取得した土地の時価が現在600万円だとした場合、P社がこの土地を“いくらで買うのか”を考えてみれば解りやすいだろう。

そう。
P社の立場で考えると、この土地の評価額は時価の600万円となるはずだ。
つまり、S社がこの土地をもともといくらで買ったのか(S社の取得原価)などはP社にとって関係ないのである。

連結も同じなのだ。
ところが、連結会計では子会社の個別財務諸表を単純合算するところから計算がスタートするため、合算後に子会社の資産・負債を支配獲得日の時価に評価替えしなければならず、そのための修正仕訳が必要となるのだ……続きはメルマガで

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