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2.真・簿記トラの穴

今週の論点別学習ポイントは2級のソフトウェアについて。
ソフトウェア勘定と研究開発費勘定って、どう使い分けるの?

3.編集後記

今週号のハイライト

無形固定資産は2級からの出題となるため、3級受験を予定している人は今回の内容は読み飛ばしてもらって構わない。無形固定資産の2級出題範囲は以下の通り。

・のれん
・ソフトウェア(2級では自社利用の場合に限る)
・その他の無形固定資産

この中でも特にソフトウェアの処理については十分に演習を繰り返して慣れておく必要があるだろう。

 

ソフトウェア勘定と研究開発費勘定の使い分けとは?

自社利用のソフトウェアは『そのソフトウェアの利用することによって、将来の収益獲得または将来の費用削減が確実であることが認められるかどうか』で会計処理方法が以下のように二通りに区別される点に注意が必要だ。

◎将来の収益獲得または将来の費用削減が確実であることが認められる場合
→ 購入時に無形固定資産(ソフトウェア勘定を用いる)として計上し、決算時に適切な減価償却方法で償却する。

◎将来の収益獲得または将来の費用削減が確実であることが認められない場合や、確実であるかどうか不明な場合
→ 購入時に研究開発費勘定を用いて費用計上する。

なお、将来の収益獲得または将来の費用削減が確実かどうかの判断については下記例題のように問題文中に指示される。

[例題1]肥後商事株式会社は、将来の経費削減に確実に役立つので、自社利用目的でソフトウェア ¥200,000 を購入し、代金は小切手を振り出して支払った。

・解答:(借方)ソフトウェア 200,000 /(貸方)当座預金 200,000

・解説:問題文中に「将来の経費削減に確実に役立つので」とあるため、無形固定資産として計上する。

[例題2]長崎株式会社は、自社利用目的でソフトウェア¥250,000 を購入し、代金は小切手を振り出して支払った。なお、将来の経費削減に役立つかどうかは不明である。

・解答:(借方)研究開発費 250,000 /(貸方)当座預金 250,000

・解説:問題文中に「将来の経費削減に役立つかどうかは不明」とあるため、費用計上する……続きはメルマガで

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