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1.簿記初学者のための いろはの“い”

先週の予告通り、今回は月次決算（つきじけっさん）について。
3級での出題パターンとポイントを解説するぞ！

2.合格ラボ！

目指せ合格！！実力アップのための模擬問題集の使い方のコツを伝授(^^)/

3.編集後記

今週号のハイライト

2019年度の簿記検定から月次決算（つきじけっさん）が3級でも出題されるようになったが、「そもそも月次決算ってナニ？」という人も多いようだ。
そこで今回は月次決算の意味と簿記検定3級における出題パターンについて確認してみることにしよう。

月次決算とは？

ご存知の通り、企業会計では会計年度末に1年間の記録を整理整頓して経営活動と財政状態を総括する。これを年次決算という。
ここで作成された損益計算書や貸借対照表などの各種情報は利害関係者への情報開示はもちろん、企業の意思決定の重要な指針となる。

ここで経営者なら誰しも「このような経営に役立つ情報を年に一回だけしか総括しないなんてもったいない！」と考えることだろう。
そこでこれらの有益な情報を毎月の経営分析や意思決定に役立てるためにも月単位で決算を行うのだ。これが月次決算である。
なお、あくまで月単位での方針決定に用いる内部資料として作成するため、年次決算ほど厳密に処理を行う必要はない。
具体的には次のような処理を行うのが一般的だ……続きはメルマガで

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