公式メルマガ2/28号・配信!

「公式メルマガ」発行しました! 今週号の内容は…

1.簿記初学者のための いろはの“い”

消費税の税込経理方式。
この処理で気をつけるべきたった一つのポイントとは?

2.編集後記

 

今週号のハイライト

消費税の会計処理には税抜経理方式と税込経理方式の二通りがある。
特に税込経理方式の期中処理は特別な勘定を用いることも無いため至極簡単だ。
ところが、決算時における税額計算時の処理に悩む人が多いのだ。あなたは大丈夫だろうか?

まずは復習

まずは税抜経理方式と税込経理方式の仕訳の復習だ。
次の例題を使って両者の仕訳を確認しておこう。

[例題]

(1)商品¥10,000を仕入れ、代金は消費税¥1,000とともに現金で支払った。
(2)上記商品を¥15,000を売り渡し、代金は消費税¥1,500とともに現金で受け取った。

【税抜経理方式】

(1)
(借方)仕   入 10,000
(借方)仮払消費税  1,000
(貸方)現   金 11,000

(2)
(借方)現   金 16,500
(貸方)売   上 15,000
(貸方)仮受消費税  1,500

【税込経理方式】

(1)
(借方)仕  入 11,000
(貸方)現  金 11,000

(2)
(借方)現  金 16,500
(貸方)売  上 16,500

ここまでは特に問題ないだろう。それでは、この状態で決算を迎えて消費税額を計算することになったとしよう。
さぁ、どのように処理すれば良かっただろうか……続きはメルマガで

 

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