公式メルマガ3/13号・配信!

「公式メルマガ」発行しました! 今週号の内容は…

1.簿記初学者のための いろはの“い”

商品売買の処理で最近よく出題される「販売のつど売上原価を商品勘定から売上原価勘定に振り替える方法」って何だろう?

2.編集後記

 

今週号のハイライト

簿記学習において商品売買の一般的な記帳方法と言えば三分法だ。
三分法では商品の仕入時に仕入(費用勘定)で、販売時には売上(収益勘定)で処理を行い、決算時に「仕入/繰越商品,繰越商品/仕入」という三分法特有の処理で一括して売上原価を算定するという特色がある。

しかし、このように年単位で売上原価を把握する処理というのは実のところ企業においては一般的ではなく、実務では損益管理の観点から次のように処理することが多い。

◎商品の仕入時 → 仕入勘定ではなく、商品(資産勘定)に記入する。
◎商品の販売時 → 売上を計上すると同時に、そのつど売上原価を商品勘定から売上原価勘定へ振り替える

つまり月次で取引を把握することによって、売上(収益)と売上原価(費用)を照らしあわせて経営活動に役立てようというわけなのだ。
近年の簿記検定では従来の分記法や三分法の決算修正に加えて、このような新たな商品売買の処理も試験範囲に加わっているため注意が必要だ。

とはいうものの、新たな勘定科目を憶える訳でもなく、また、月次特有の会計処理が追加される訳でもないので心配する必要はない。

販売のつど売上原価勘定に振り替える方法

それでは具体的な例題で新たな会計処理方法を確認してみよう。
なお、検定試験では以下の例題のように問題文中に「商品売買に関し、販売のつど売上原価を商品勘定から売上原価勘定に振り替える方法によって記帳している」という一文が添えられる。これがキーワードとなる……続きはメルマガで

 

今すぐメルマガ(無料)に登録しよう!

オッジ通信では簿記検定や簿記・会計に関する記事を盛り沢山で毎週金曜日に配信しています。もちろん、購読は無料。いつでも解除することができます。 ・簿記学習のヒントが欲しい! ・会計の知識を深めたい!

公式メルマガはこちらから30秒で登録できます、今すぐご登録ください。