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「公式メルマガ」発行しました! 今週号の内容は…

1.簿記初学者のための いろはの“い”

訂正仕訳って簡単ですか、それとも……?

2.編集後記

 

今週号のハイライト

訂正仕訳というのは基本的に誤った仕訳を正しい仕訳に訂正するだけなので、特別な知識や会計処理が必要になるわけではない。
ところが、意外とこれを苦手にしている人が多かったりするのだ。なぜだろう?

なぜ訂正仕訳が苦手なのか?

理由は単純だ。
結論から言うと、解答となる仕訳を一度に切ろうとするから苦手に感じるのである。

例えば3級レベルで出題される訂正仕訳であれば、比較的容易に解答の仕訳を導き出すことができるだろう。
ところが2級や1級になると途端に「解らない!」という人が続出する。
まぁ、この場合の「解らない!」はどちらかというと「面倒くさい!」の方が正しいのかもしれないが……。

日商簿記検定の過去問題から訂正仕訳に関する設問を紹介してみよう。

『B商事に対する買掛金¥2,500,000の支払い時に、同社からの仕入割戻¥300,000が未収金に含まれていることが判明したため、これを相殺した純額で支払うこととし、普通預金口座から支払った。(第141回日商簿記検定2級問題から抜粋)』

この問題文を読んで、パッと訂正仕訳がわかった人は相当な実力者だ。
ところが、私を含めて凡人ならばそうそう直ぐに思い浮かぶものではないだろう。

この設問を解く際に解答となる訂正仕訳を“一度に切ろうとする”と頭の中がこんがらがり、『あーっ、面倒くさい! → 難しい → 苦手!』となってしまうのだ。
あなたも思い当たるフシはないだろうか。

訂正仕訳のポイントはここ!

訂正仕訳を行う場合のポイントは「企業が行なったであろう間違った仕訳を正しく推定すること」である。
これさえできれば後は機械的に処理を進めるだけで解答となる訂正仕訳を導くことができる。

それでは先の設問で具体的な解法手順を確認してみよう……続きはメルマガで

 

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