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1.目指せ2級合格!簿記初学者のためのワンポイント講座

今回からスタートした簿記初学者のためのワンポイント講座!
第1回目のポイントは簿記の目的と簿記特有の「勘定」という考え方について。

2.合格ラボ!

簿記は暗記?
いやいや、それはもう過去のお話しです。

3.編集後記

 

今週号のハイライト

第1回の学習ポイントは簿記の目的と簿記特有の勘定という考え方についてだ。
簿記では「勘定をベースに数値の増減を思考できるかどうか」が今後の学習のカギを握ることになる。

簿記の目的

簿記とは企業の経営活動を一定のルールに従って記録 ・計算・整理する記帳技術のこと。
記録された数値を整理して貸借対照表や損益計算書といった報告書を作成する。これらを明確に示すことにより、納税額の計算・信用供与・意思決定等の資料を提供することができる。

 

簿記特有の「勘定」という考え方

簿記では勘定と呼ばれる独自のT字型のフォームで記録・計算・整理を行う。
Tフォームは下図のように勘定の左側を借方、右側を貸方と呼ぶ(※図がズレる場合はフォントを等幅に設定してください)。

□□□□勘 定
─────┬─────
□□借方 │  貸方
□□□□□

勘定の使い方は次のように「現金」,「貯金」,「借金」といった各項目ごとに独立した専用の勘定を設け、それぞれの増減にあわせて記録を行う。
この方法なら、お金や貯金が 「どのように増減したのか」が一目瞭然になる。このように各勘定の増減で記録を行うのが簿記の基本的な記録方法である。

□□□□現 金
┬────┬────┬
│ 増加 │ 減少 │
│    ├────┘
└────┤

□□□□貯 金
┬────┬────┬
│ 増加 │ 減少 │
│    ├────┘
└────┤

□□□□借 金
┬────┬────┬
│ 減少 │ 増加 │
└────┤    │
□□□□□├────┘

なお、借方・貸方のどちらを「増加,減少」にするのかについては一定のルールがあるが、これは後日お話しする……続きはメルマガで

 

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