公式メルマガ9/19号・配信!

「公式メルマガ」発行しました! 今週号の内容は…

1.お知らせ

受検者数の多い2級・3級について、年3回の統一試験日におけるペーパー試験に加えて随時受験可能なネット試験を、2020年12月を目途に開始できるよう現在準備が進められています。
詳細は判り次第、引き続き当メルマガでも情報をお伝えしてまいります。

2.目指せ2級合格!簿記初学者のためのワンポイント講座

2級のリース取引はコレさえ憶えておけばOK!
これなら本試験で出題されても大丈夫!(^^)!

3.編集後記

 

今週号のハイライト

リース取引は大きく「ファイナンス・リース取引」と「オペレーティング・リース取引」に分類され、ファイナンス・リース取引はさらに「所有権移転ファイナンス・リース取引」と「所有権移転外ファイナンス・リース取引」とに分けられる。
このうち、2級で出題されるのは「所有権移転外ファイナンス・リース取引」と「オペレーティング・リース取引」の2パターンに限られるため、両者の仕訳ポイントを押さえて試験に備えよう。

所有権移転外ファイナンス・リース取引

ファイナンス・リース取引は固定資産をリース会社からを分割払いで購入(割賦購入)しているものとみなして会計処理を行う方法だ。
したがって下記の仕訳例のように、リース物件を「リース資産」という固定資産として計上するとともに、決算時には減価償却を行う点が仕訳ポイントとなる。

◎リース契約時の仕訳

(借方)リース資産 xxx
(貸方)リース債務 xxx

ちなみに、仕訳を行う際には(1)利子込み法と(2)利子抜き法の2通りの会計処理がある。本試験では問題の指示を見落とさないよう注意が必要だ。

では早速、次の資料を基に(1)利子込み法と(2)利子抜き法の仕訳パターンを確認してみよう。

[例題]x1年4月1日、当社は次の条件でリース取引を契約した。当期の会計期間はx1年4月1日からx2年3月31日の1年間である。

・リース契約日 x1年4月1日
・この取引は所有権移転外ファイナンス・リース取引に該当する
・リース期間 3年
・リース料年額10,000円 毎年3月31日払い(後払い)
・リース資産の見積現金購入価額 27,000円

 

(1)利子込み法

★利子込み法のポイント → リース料の支払総額をリース資産の取得原価として計上する。

◎リース契約時

(借方)リース資産 30,000
(貸方)リース債務 30,000

 

◎リース料支払い時

(借方)リース債務 10,000
(貸方)現金預金  10,000

 

◎決算時

(借方)減価償却費 10,000
(貸方)リース資産減価償却累計額 10,000

※減価償却費は残存価額ゼロ,リース期間を耐用年数として償却する。従って減価償却費は30,000円÷3年×12ヶ月/12か月=10,000円となる……続きはメルマガで

 

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