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「公式メルマガ」発行しました! 今週号の内容は…

1.目指せ2級合格!簿記初学者のためのワンポイント講座

外貨建換算会計をマスターするための4つの基本仕訳パターンとは?
これさえ押さえておけば、もう試験で迷うことはないゾ!!

2.編集後記

 

今週号のハイライト

日本の企業が外国でドルやユーロなどの外貨を用いて取引を行ったとき、財務諸表上ではそれらを日本の通貨である「円」に換算して表示しなければならない。これを外貨換算という。

2級では主に外貨建による営業取引(仕入や売上の処理)と外貨建の売上債権債務(売掛金や買掛金のこと)の決算時の換算がメインとなる。

それでは早速、取引パターンごとに換算のコツを確認してみることにしよう。

輸入時・輸出時の会計処理

外貨建取引は原則として「取引時の為替相場」で換算する。

[例]アメリカの企業A社に200ドルで商品を輸出して、支払いは掛とした。なお、取引時の為替相場は1ドル90円である。

(借方)売掛金 18,000
(貸方)売 上 18,000

 

前払金や前受金がある場合

前払金や前受金がある場合、前払金(または前受金)の計上時と買掛金(または売掛金)の計上時とでは為替相場が異なるため注意が必要だ。
特に2級検定で出題されやすいので気をつけよう。

[例]

(1)×1年2月10日、アメリカのB社から商品100ドルを輸入する契約を行い、手付金として50ドルを現金で支払った。取引時の為替相場は1ドル90円である。

(借方)前払金 4,500 ※50ドル×90円=4,500円
(貸方)現 金 4,500

(2)×1年3月15日、当社は上記B社から100ドルの商品を輸入した。支払いは前払い金50ドルを充当し、残額は掛とした。取引時の為替相場は1ドル85円である。

(借方)仕 入 8,750
(貸方)前払金 4,500
(貸方)買掛金 4,250

※仕入金額=前払金(50ドル×90円=4,500円)+買掛金(50ドル×85円=4,250円)=8,750円

★解答ポイント:仕入金額を単純に取引時の為替相場(1ドル85円)×100ドル=8,500円と計算しないこと……続きはメルマガで

 

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