公式メルマガ5/15号・配信!
今週の「公式メルマガ」発行しました! 今週号の内容は…
1.目指せ2級合格!簿記初学者のためのワンポイント講座
工業簿記を学習していて誰もが悩む「予定配賦」という考え方。
予定配賦って何だろう?
2.編集後記
今週号のハイライト
「原価計算と言えば予定配賦」というくらいに、予定配賦という考え方は原価計算の学習において重要なポイントとなる。
予定配賦の計算手順そのものは解ってしまえば何でもない単純な計算手法なのだが、初めて原価計算を学ぶ人にとっては厄介なのも事実だ。
まずは予定配賦の意味や考え方を知るところからスタートして、原価計算特有の予定配賦という計算手法をマスターしよう!
予定配賦とは?
予定配賦とは簡単に言えば「実際の金額が出揃うのを待たずに、予定の金額を使って先に原価計算を始めちゃおうぜ!」という計算手法である。
例えば通常の計算の流れが「1→2→3」の順に進むとすれば、予定配賦というのは1の金額が確定するのを待たずに予定の金額を使って先に「2→3」の計算を行うのだ。
もちろん、その後で実際金額で計算した「1→2」の数字が追いかけてくるため、先に予定金額で計算した予定配賦額と、その後に実際金額で計算した実際配賦額とに差額が生じことになる。これを原価差異という。
その後、予定金額で算定された原価に原価差異を賦課(加減すること)して実際額に修正することになる。
このように先に予定額で計算を進めておき、最後に実際額との差額を調整するのが予定配賦と呼ばれる計算手法なのだ。
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