「わかる」と「できる」は違う

わかるはインプットで、できるはアウトプット。

問題が解けない・難しいと感じる原因のほとんどはアウトプットの練習不足です。
説明や解説で理解できても、何度も繰り返して問題の解き直しをしなければインプットした知識を定着させることはできません。

説明や解説で理解する(わかる)→基礎演習を繰り返す(知識の定着)→発展問題や応用問題を解く→ここまでやってはじめて「できる」になります。

スポーツでも楽器でも、どのようなジャンルにおいても基礎練習なくして技術の向上はあり得ません。簿記の勉強も同じです。毎日の基礎演習の繰り返しがあって、はじめて本試験レベルの問題を解けるようになるのです。

「わかるとできる」という言葉がありますが、これは「わかる=できる」という意味ではありません。
学んだ内容はその日のうちに復習する。基本問題ができるようになったら応用問題・発展問題にチャレンジする。そして躓いたら「どこまでわかって、どこからわからないのか」を整理する。

これがきちんとできるようになれば検定合格は目の前です。