日商簿記検定3級における試算表作成問題の出題は、程度の差はあれ基本的に次のようなパターンになる。 ◎設問で与えられる資料 ・先月の試算表(または月の途中までの分が集計された試算表) ・今月の未処理取引 この手の設問の解法…
売掛金等の債権が貸し倒れた場合、当該債権に貸倒引当金が設定されていなければ貸倒損失として処理します。しかし、貸倒引当金が設定されている場合は貸倒損失ではなく、下記仕訳例のように貸倒引当金勘定と相殺します。ここまでは3級の…
現金過不足に関する問題は3級での出題頻度が高く、かつ、正確な理解が要求される項目の一つである。まずは基本の確認からチェックしてみよう。 基本の確認 期中に現金の帳簿残高と手許有高(実際残高)との不一致を発見…
前回の「仕訳の覚え方」で解説した考え方を応用すれば、3級の決算修正で出題される「売上原価の計算を売上原価勘定を用いて行う」場合の仕訳も簡単に導き出すことができるだろう。 ちなみに、売上原価を算定するための計算式を再度確認…