2級で出題されるリース取引は“リース会計の一部取引のみ”であり、さらに計算方法も簡便な方法だけなので、2級の試験対策としては難易度はやや低めかといったところだ。 とはいえ、いくつかの注意点があるのでポイントを押さえて確実…
為替予約とは外貨建金銭債権債務について“あらかじめ支払う為替相場を定めておく契約”のことである。 例えばアメリカのA社から掛けで100ドル分の商品を仕入れたとする(取引時の為替相場は1ドル95円)。 この時の仕訳は次の通…
日本の企業が外国で取引を行った場合、取引そのものにはドルやユーロを用いることになるが、財務諸表上ではそれらを“円”に換算して表示をしなければならない。 これを外貨建換算という。 日商簿記検定2級の出題範囲としては主に外貨…
圧縮記帳には直接控除方式と積立金方式という二通りの会計処理方法があるが、出題区分表によると2級で出題される圧縮記帳は「国庫補助金・工事負担金を直接控除方式により記帳する場合に限る」となっている。 今回は直接控除方式による…
ソフトウェアの処理は本来1級の範囲なのだが、ITの普及によって多くの企業でソフトウェアを資産計上していることを考慮して、自社利用のソフトウェアに限定して2級でも出題されることとなった。 とは言うものの、内容的には無形固定…