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今週号の内容は…

今週号の目次と内容

1.真・簿記トラの穴
「割戻しと割引の違いとは？」

模擬演習を本格的に始める前に再度確認しておこう！
意外と曖昧な人が多いので要注意だ。

2.公式ブログニュース！今週の人気記事ＴＯＰ３

試験前になると毎回急激にアクセスがアップするブログの記事。
今、多くの人が読んでいる記事はコレだ！！

3.日商簿記３級受験の虎の巻☆好評発売中！

日商簿記検定３級に合格するための虎の巻！
好評発売中です(^^)☆

4.編集後記

今週号のハイライト

割戻しと割引。
両者の違いが曖昧な人が意外と多いらしく、Google等で「割戻し　割引　違い」といったキーワードで検索すると相当数ヒットする。
そこで今回は両者の違いを再度確認しておくことにしよう。

割戻しとは？

割戻しとは一定期間に大量の取引をした場合に行われる代金の一部控除のことである。
解かりやすく言えば「沢山買ってもらったので値引いてあげる（沢山買ったので値引いてもらう）」ことをいい、リベートとも呼ばれる。
要は商品代金の値引きなので、次の仕訳例のように売手は売上の減少、買手は仕入の減少として処理を行えばよい。

【売手の処理】

(1)販売時
（借方）売掛金　100,000　/（貸方）売　上　100,000

(2)割戻し時（契約に基づき￥3,000の割戻しを実施する）
（借方）売　上　3,000　/（貸方）売掛金　3,000

【買手の処理】

(1)仕入時
（借方）仕　入　100,000　/（貸方）買掛金　100,000

(2)割戻し時（契約に基づき￥3,000の割戻しを実施する）
（借方）買掛金　3,000　/（貸方）仕　入　3,000

割引とは？

テキスト的な言い方をすれば「商品代金を早期に決済した場合に、代金の割引を通じて売手が買手に与える特典」のことを割引という。
要は「売掛金を早めに決済してくれれば、掛代金の支払いを一定の利息の分だけ免除してあげるよ」という債権金額の一部免除のことなのである……続きはメルマガで

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