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今週号の内容は…
1.真・簿記トラの穴
満期保有目的債券といえば、償却原価法!!
償却原価法が苦手な人なら必見!「5分でマスター!満期保有目的債券の期末評価〜償却原価法(定額法)〜」
2.夏季休暇のお知らせ
8月15日(土)〜8月20日(木)は夏季休暇となります。
上記期間中のお問い合わせやご質問に対しては、21日(金)以降に返信させていただきます。ご迷惑をおかけいたしますが何卒宜しくお願い申し上げますm(__)m
3.編集後記
今週号のハイライト
満期保有目的債券の期末評価は原則として取得原価で評価することになっている。
ただし、これは取得原価と額面金額が等しい場合であって、実際の簿記検定などの出題例では取得原価と額面金額は異なるケースが殆どだ。
このような場合には満期保有目的債券の期末評価は償却原価で評価することになる。
償却原価とは?
償却原価について手元の教科書の説明を抜粋すると次のように記載してある。
「取得原価と額面金額が異なる場合には、満期までの期間にわたってその差額を規則的に増加または減少させて、満期時点で満期保有目的債券勘定の残高を額面金額に一致させるように処理する。」
なんとなく解ったような解らないような……そのように感じる人も多いのではないだろうか。
そこで、次のように具体的な数字を使って考えてみよう。
[例題]期首に満期保有目的でA社の社債(額面¥1,000,000、償還期間5年)を¥950,000で取得した。
お持ちのテキストにも解説してある通り、社債や国債といった債券は満期まで保有することで額面金額を受け取ることができる。
したがって、今回の例だと5年後に¥1,000,000を受け取ることができることになる。
言い換えれば¥950,000で購入したA社社債が5年後に¥1,000,000の価値になるということだ。
もちろん、この場合は5年間かけて¥950,000から¥1,000,000に価値が増加するワケなので、これにあわせて満期保有目的債券の帳簿価額も毎年修正しなくてはならない。
これが先の説明文の「満期までの期間にわたってその差額を規則的に増加または減少させて、満期時点で満期保有目的債券勘定の残高を額面金額に一致させる」ということなのである。
これを償却原価法といい、修正された価額を償却原価という。
償却原価の計算方法
償却原価の計算方法には「定額法」と「利息法」の二つの方法がある。
原則は利息法なのだが、これは1級で学ぶ内容となっているため日商簿記検定2級までの受験なら簡便法である「定額法」をマスターしておけばOKだ。
定額法とは文字通り取得原価と額面金額との差額を月割で単純に均等割するだけの計算である。すこぶる簡単だ。具体的には次のように計算すれば良い……続きはメルマガで
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