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今週号の内容は…

1.真・簿記トラの穴

魔法の呪文は「前ひく・未たす」！
これでもう迷わない！！

2.合格ラボ！

◎テキストの解答・解説を読んでもよくわからないので解き方・考え方を教えて欲しい！
◎学校の授業は受けたけど、よくわからないのでもう一度詳しく教えて欲しい！
◎独学で十分だと考えているけど、わからない箇所だけ教えて欲しい！

そんなあなたのお悩みを解決！！
多くの人が本コースを活用して簿記検定の合格を手にしています！！

先日、独学応援コースの生徒さんから「前払・前受・未払・未収の簡単な憶え方ってありませんか？」と尋ねられた。
損益の整理自体は簡単な線表を描けば確実に解けるのだが、精算表の問題を解いている時などにイチイチこれを描くのも面倒だ……という場合がある。
そんな時に役立つのが以下の魔法の呪文なのだ！

その呪文とは……「前ひく・未たす」。

これは以前にも紹介した内容なのだが、再掲のリクエストが多かったので改めて説明してみよう。

“前払い”や“前受け”というのは「翌期の分まで余計に払い過ぎた・貰い過ぎた」ということだ。したがって払い過ぎた分や貰い過ぎた分は『元の勘定からマイナス』すればよい。

例えば支払保険料の前払い分が￥1,000あったとしましょう。
これは支払保険料のうち翌期分￥1,000を余計に“払い過ぎている”という意味なので、シンプルに支払保険料勘定から払い過ぎた分をマイナスすればよい。
これを仕訳で表すと次のようになる。

（借方）前払保険料　1,000　/（貸方）支払保険料　1,000

ポイントは支払保険料勘定を貸方側でマイナスしているところだ。この時の相手勘定科目名は“前払い”なので「前払保険料（または前払費用）」を用いる。

次に受取家賃の前受け分が￥30,000あったとしよう……続きはメルマガで

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