公式メルマガ1/15号・配信!

毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日!
今週号の内容は…

1.真・簿記トラの穴

今のうちに復習しておきたい!銀行勘定調整表!!
さて、はて、未取付に未取立、未渡に先日付……これってなぁに??

2.第142回日商簿記検定の申込受付をお忘れなく!!

現在、各地商工会議所で第142回簿記検定の申込受付中です。受付期間は各地商工会議所により異なりますので、受験予定地の商工会議所でご確認を!!

3.目指せ合格!独学応援コースのご案内

知りたい時に知りたいことだけを質問できる!
142回簿記検定で合格するぞ!!

4.編集後記

 

今週号のハイライト

小切手を振り出した時の仕訳(会計処理)といえば……そう、当座預金勘定の残高をマイナスすることになるが、これは小切手の代金が引き出されることが前提となっているためである。
ところが、小切手を振り出した日付と小切手の受取人が代金を引き出した日付が同一日になるとは限らないため、銀行の残高証明書を取り寄せるタイミングによっては会社の当座預金勘定残高と銀行の残高証明書の金額が一致しないケースが発生する。

通常、小切手は振出日の翌日から10日以内に銀行に支払呈示をすることになっている。ただし、小切手法によると小切手の時効は呈示期間経過後の翌日から6ヶ月間となっているため、小切手には実質的に6ヶ月の有効期限があることになるのだ。
したがって、小切手の受取人はこの期間中に代金を引き出せば良いのであって、必ずしも振出日=引き出し日とはならないのである。
すると次のような事態が生じる。

決算に際し、当社の当座預金残高を調べたところ¥800,000であったが、銀行から残高証明書を取り寄せたところ¥950,000であった。

なぜ、当座預金残高と残高証明書の金額に食い違いが生じているのか?
もちろん、食い違いの原因には様々な原因があるのだが、理由の一つに上記の引出しのタイミングのズレが考えられる。

会社側は小切手を振り出した際に当座預金を減少させる会計処理を行うのだが、銀行側では未だ引き出されていないため両者の残高に違いが生じるのだ。このような小切手の事を「未取付小切手」という。
そして、このような食い違いの原因を調べて一覧表にしたものが銀行勘定調整表なのである。
銀行勘定調整表そのものの具体的な解法手順はブログ記事で細かく解説しているのでここでは割愛させていただくが、そんなの知らないよ!って人は次のURLを参照しておいて欲しい。

◎もう迷わない!銀行勘定調整表の(超)簡単作成法

その他にも銀行勘定調整表を作成しなければならない理由については↓こちらのブログ記事も参考になるだろう。

◎銀行勘定調整表を作る理由とは?

銀行勘定調整表は簿記検定2級で頻繁に出題される重要論点の一つなのだが、できる人とできない人の差がハッキリと別れる箇所でもある。
正直言って難易度は高くないので、是非この機会に得意項目になってほしい。

自分にできるかしら……と不安になる人もいるかもしれないが、心配は不要だ!
銀行勘定調整表そのものの作成手順にはコツがあるので、上記の記事を読み、実際に手を動かせば得意項目になること請け合いだ!

 

修正不要項目に注意!

当座預金残高と銀行残高との食い違いには様々な原因があるが、その中でも当社側が修正する必要がないものを『修正不要項目』という。
その中でも次の2つは代表的な修正不要項目である。単純に“仕訳を行わなくても良い項目”という安易な憶え方ではなく、その意味を考えて内容を理解することが重要だ……続きはメルマガで

 

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