公式メルマガ3/4号・配信!
毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日!
今週号の内容は…
1.真・簿記トラの穴
簿記の学習効率を劇的に向上させる『簿記的思考方法』とは!?
あなたも簿記脳を鍛えてステップアップだッ!!
2.合格ラボ!
第142回日商簿記検定の受験、お疲れ様でした。
旧態依然とした簿記の学習メソッドもいよいよ終焉か!?
3.わからない箇所はShinちゃん先生に訊け!!
◎解答・解説を読んでも意味がよく解らない。
◎暗記に頼らない解き方(考え方)を教えてほしい。
◎特定の箇所だけもう一度教えて貰いたい。
試験前にはいろいろと知りたいことが増えるもの。
でも、テキストを読んでもイマイチしっくりこない、気軽に質問できる人がいない等といった理由で疑問が解決出来ずにお困りの方はいませんか?
4.編集後記
今週号のハイライト
簿記脳とは『簿記的思考方法』のことである。
簿記的思考方法?なんだソレ??
そう思うのも仕方がない。なぜなら、これは私が作った造語なのだから(笑)
簿記的思考方法とは?
通常、物事を考える順序というのは「(1)を行うことで(2)の状態になり、その結果として(3)になる」といったように、(1)→(2)→(3)の順に順序正しく段階を経て考えるのが普通だろう。
要は「原因→結果」という思考順序だ。
一方、簿記的思考方法の場合はこれとは逆で、「(3)の結果になるためには、その一つ前が(2)の状態になっていなければならず、(2)の状態になるには、その一つ前が(1)の状態になっていなければならない」といったように(1)←(2)←(3)の順に考えるのである。
とはいうものの、この説明だけだと分かり辛いので具体的な例えで説明しよう。
あなたは友人との会話で小耳に挟んだ「ナシゴレン」という料理を作ってみたいと考えている。
しかし、ナシゴレンというものを見たことも食べたこともないあなたは、どのような素材を使って、どのように調理すればよいのかが全くわからない。
では、これがカレーライスだったらどうだろうか。
今、あなたの頭の中ではお皿に盛られたカレーライスがイメージされたはずだ。
続けてカレーライスを作るために必要な素材や調理手順が思い浮かんだのではないだろうか、↓こんな感じに。
「今日はビーフカレーにしよう。」
↓
「だったら、玉ねぎと牛肉、その他に○○も用意しなきゃ。」
↓
「作り方は……まずは牛肉を炒めて……云々」
誰だって素材の玉ねぎを見ただけで直ぐにカレーライスを想像したりはしないだろう。
そう、このように“完成図”がイメージできるからこそ、使用する素材や調理の手順が解るのである。
簿記も全く同じなのだ。
簿記の場合は、この完成図が損益計算書や貸借対照表になる。
確かに帳簿の処理(作業)手順は(1)仕訳→(2)勘定記入→(3)集計(損益計算書・貸借対照表)という順番で進むことになるのだが、この時の考え方(思考方法)を逆順で考えるのがShinちゃん先生式『簿記的思考方法』なのだ。
要するに、(3)の損益計算書や貸借対照表を作成するには、(2)の勘定記入をどのように記入しておく必要があるのか。また、そのためには(1)の仕訳をどのように記録しなければならないのか……と考えるのである。
仕訳を暗記することくらい無駄なことはない!!
簿記の目的は貸借対照表・損益計算書を作成することである。
したがって、仕訳や転記のルールというのは、記録の集計結果が貸借対照表・損益計算書の形になるように考えられている。
つまり、貸借対照表・損益計算書といった“結果ありき”で仕訳や勘定記入はルール化されているのだ!
例えば、現金が増加したら何故“借方”側に「現金」と仕訳を行うのか?
この質問にあなたならどう回答する?
『現金は資産である。そして、資産の増加は借方に記入するよう“テキストに書いてある”から。』
このような答えしか返せないようであればちょっと考えものだ。これだと『では、なぜ資産の増加は借方に記入するのか?』という根本的な問いに答えられないだろう。
テキストにそう書いてあるから、そう憶えた……これだと、この先ずっと一つひとつの仕訳をイチイチ暗記するはめになってしまうだろう。
うわぁ、面倒くさい!!
そこで、そうならないための考え方が『簿記的思考方法』なのだ。
この方法では先の取引を次のように考えるのである……続きはメルマガで
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