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1.真・簿記トラの穴
日商簿記検定2級の出題区分に「株主資本の計数の変動」という項目があるが、これってナニ?
2.合格ラボ!
ケアレス・ミス…このミスによる“たった数点”のために合格を逃してしまう人が後を絶たないのだ。
ケアレス・ミスを無くすことができるのだろう?
3.編集後記
今週号のハイライト
日商簿記検定2級の出題区分に「株主資本の計数の変動」という項目があるが、今回はこの点について確認しておくことにしよう。
株主資本の計数の変動とは株主資本内部における「資本金・準備金・剰余金」といった三者間の金額の移動のことである。
具体的には資本金から資本準備金に振り替えたり、反対に資本準備金から資本金に振り替えるような手続のことをいう。
払込資本と留保利益
払込資本とは株主から払い込まれた(出資してもらった)部分のことで、資本金と資本剰余金との合計額を指す。
一方、留保利益とは会社の純利益のうち、株主への配当・税金・役員賞与などを控除した差額(会社内に蓄積された部分)のことで、利益剰余金のことを指す。
◎払込資本=資本金+資本剰余金
◎留保利益=利益剰余金
そしてここが重要なのだが、会計上は払込資本と留保利益の区分を重視するため、利益剰余金を資本金に振り替えるといったような払込資本と留保利益の区分を超える計数の変動は基本的に認められないので注意が必要になる。
とはいうのものの、現時点での日商簿記検定2級においては『複雑な計算を伴うものでないならば2級で出題したとしても特段の問題はない』とされているため、そこまで深く考えて解答する必要はなさそうだ。出題の指示に従って淡々と仕訳を行えば良いだろう。
それでは以下で具体的な計数の変動パターンを確認してみることにしよう……続きはメルマガで
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