公式メルマガ10/19号・配信!
毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日! 今週号の内容は…
1.真・簿記トラの穴
貸倒れの処理で間違いやすいポイントとは?
2.合格ラボ!
出題予想会を活用しよう!!
3.編集後記
今週号のハイライト
8月8日に配信した当メルマガで貸倒引当金の学習ポイントを解説したが、今回は貸倒れの処理で“ありがちな間違い”をチェックしておこう。
間違えやすい貸倒引当金の出題パターンとは?
貸倒引当金の処理でスタンダードな設問パターンと言えば大抵次のようなものになる。
[例題1]得意先の福岡商店が倒産したため、前期から繰り越した同社に対する売掛金¥10,000が貸倒れとなった。ただし、貸倒引当金の残高が¥13,000ある。
この場合の解答の仕訳は次の通りで、間違える人は恐らくいないはずだ。
(借方)貸倒引当金 10,000 /(貸方)売掛金 10,000
ところが、これが次のような設問になると途端に怪しくなる。
[例題2]得意先の福岡商店が倒産したため、当期に生じた同社に対する売掛金¥10,000が貸倒れとなった。ただし、貸倒引当金の残高が¥13,000ある。
これを例題1と同じように『(借方)貸倒引当金 10,000 /(貸方)売掛金 10,000』と処理すると間違いとなるので注意が必要だ。
正解は次の仕訳となる。借方の“貸倒損失”に注目して欲しい。
(借方)貸倒損失 10,000 /(貸方)売掛金 10,000
上の仕訳を見て「貸倒引当金の残高があるのに、なぜ貸倒損失で処理するの?」と思った人は、当該項目の復習が必要だ……続きはメルマガで
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