公式メルマガ10/4号・配信!
毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日! 今週号の内容は…
1.簿記初学者のための いろはの“い”
今回は決算について。
決算処理の一連の流れと、その学習ポイントについて解説。
2.合格ラボ!
第153回日商簿記検定の申込受付が各地商工会議所で始まっています。受験予定の人は申込をお忘れなく!
3.編集後記
今週号のハイライト
簿記会計では期末に一年間の取引内容を整理整頓して貸借対照表と損益計算書という報告書を作成するが、この一連の手続きを決算という。
今回は決算手続きの流れと、学習時の注意点をチェックしてみよう。
決算手続きの流れ その1~試算表の作成
試算表とは仕訳帳の記録が総勘定元帳へ正しく転記できているかどうかをチェックするために作成する集計表である。
試算表には集計方法によって合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の三種類があるため、検定試験では解答として要求されている試算表の種類を必ず確認しよう。
解答が合計試算表を要求しているのに残高試算表を作成していみたり、まそたはその逆を行って失点してしまうケースが後を絶たない。このミスは致命的なので十分な注意が必要だ。
▼決算手続きの流れ その2~決算整理
試算表で転記ミスがないことが確認できたら、次のステップとして決算時に特有の「決算修正仕訳」を行う。
決算修正仕訳とは帳簿記録に正しい数字を反映させるための処理で様々な修正項目がある。3級の主な決算整理には次のようなものがある。
・現金過不足の整理
・当座借越の振替
・売上原価の算定
・固定資産の減価償却
・貸倒引当金の設定
・費用と収益の繰延(前払い、前受け)
・費用と収益の見越(未払い、未収)
・貯蔵品の棚卸し
・法人税等の計上
簿記検定における決算整理の出題内容は定型化しているものも多い。
そのため総合問題等を利用して何度も繰り返し練習をし、仕訳パターンや解法手順を自分のモノにすることが合格への近道となる……続きはメルマガで
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