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今週も「公式メルマガ」発行しました! 今週号の内容は…

1.お知らせ

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2.目指せ2級合格!簿記初学者のためのワンポイント講座

今回は連結会計の支配獲得日における処理手順のまとめ。
ここが連結会計の第一歩なのだ!

3.編集後記

 

今週号のハイライト

会社が他の会社の株式を取得して支配を獲得することで、両者は親会社・子会社の関係となる。
そして、この支配を獲得した日に連結貸借対照表を作成するところから連結会計はスタートする。

今まで順を追って支配獲得日の処理方法・手順をステップ・バイ・ステップで学習してきたが、それは支配獲得日の連結こそが“連結の基本”となる重要な箇所だからだ。

そこで今回はここまでの処理の流れをおさらいしてみることにしよう。
復習と同時に具体的な解法手順を改めて確認しておいてほしい。

支配獲得日の連結

[例題]次の資料にもとづいて、支配獲得日の連結貸借対照表を作成しなさい。

[資料]

(1)×1年3月31日、P社はS社の発行済み株式の70%を5,000円で取得し、支配を獲得した。

(2)支配獲得日のP社ならびにS社の貸借対照表項目の金額は次の通りである。

P社の B/S
────────┬────────
諸資産  25,000│諸負債  17,000
S社株式  5,000│資本金   8,000
□□□□□□□□│利益剰余金 5,000

S社の B/S
────────┬────────
諸資産  15,000│諸負債  10,000
□□□□□□□□│資本金   2,000
□□□□□□□□│利益剰余金 3,000

(3)支配獲得日のS社の諸資産の時価は 16,000 円であり、負債の時価は帳簿価額と一致している。

 

【解法手順】

(Step.1)P社とS社の個別貸借対照表を単純合算する

単純合算後の連結 B/S
────────┬────────
諸資産   40,000│諸負債  27,000
S社株式  5,000│資本金  10,000
□□□□□□□□│利益剰余金 8,000

(Step.2)資産・負債の時価評価の仕訳

(借方)諸資産   1,000
(貸方)評価差額 1,000

(Ste.3)投資と資本の相殺消去……続きはメルマガで

 

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