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公式メルマガ5/22号・配信!

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今週号の内容は…

今週号の目次と内容

1.真・簿記トラの穴
「消費税・税込経理方式の税額計算時の処理で気をつけるべきたった一つのポイントとは?」

消費税の税込経理方式。
税額計算時の仕訳の意味は大丈夫?

2.ちょっぴり気になる!?ネットで見かけたニュース&記事

第140回簿記検定の予想をあれこれ考えるのも良いけれど、
これを読んだ方が何倍も役に立つかも!?

3.合格ラボ!

第140回簿記検定で2級試験の問題用紙が変更されます!
本試験前にチェックしておいてね!!

3.編集後記

 

今週号のハイライト

2級を勉強している人なら既にご存知の通り、消費税の会計処理には税抜経理方式と税込経理方式の2通りがある。
特に税込経理方式の期中処理は特別な勘定を用いることも無いため至極簡単だ。
ところが、ここに盲点(?)があって、税額計算時の処理に悩む人が多いのだ!
あなたは大丈夫だろうか?

 

まずは復習

まずは税抜経理方式と税込経理方式の仕訳の復習だ。
次の例題を使って両者の仕訳を確認しておこう。

[例題]

(1)商品¥10,000を仕入れ、代金は消費税¥800とともに現金で支払った。
(2)上記商品を¥15,000を売り渡し、代金は消費税¥1,200とともに現金で受け取った。

【税抜経理方式】

(1)(借方)仕   入 10,000 /(貸方)現   金 10,800
(1)(借方)仮払消費税   800

(2)(借方)現   金 16,200 /(貸方)売   上 15,000
(2)______________(貸方)仮受消費税   1,200

 

【税込経理方式】

(1)(借方)仕  入 10,800 /(貸方)現  金 10,800

(2)(借方)現  金 16,200 /(貸方)売  上 16,200

ここまでは特に問題ないだろう。それでは、この状態で決算を迎えて消費税額を計算することになったとしよう。
さぁ、どのように処理すれば良かっただろうか?

 

まずは税抜経理方式の処理

税抜経理方式の場合は消費税額の計算時に仮払消費税の勘定残高と借受消費税の勘定残高との差額を計算して納付することとなる。
したがって、上記の例だと次のような会計処理になる。

(借方)仮受消費税 1,200 /(貸方)仮払消費税  800
_____________(貸方)未払消費税※ 400

なお、仮受消費税額より仮払消費税額の方が多かった場合は差額の還付を受けることになる。その場合の仕訳例は次のとおりだ。
ちなみに還付の仕訳例は第140回簿記検定で出題の可能性も高いため注意しておいた方が良いだろう。

(借方)仮受消費税 ××× /(貸方)仮払消費税 ×××
(借方)未収消費税 ×××

※消費税は確定申告とともに納付するため、決算時には未払消費税勘定で処理しておく。なお、簿記検定では消費税額を計算すると同時に納付するといった設問も多い。その場合は問題の指示に従うこと。
その後、確定申告とともに消費税を現金で納付した場合は次の仕訳で処理をする。

(借方)未払消費税 400 /(貸方)現  金 400

 

もうひとつの処理方法「税込経理方式」ではどうなるのか?

それでは、もうひとつの処理方法である税込経理方式の場合を確認してみよう……続きはメルマガで

 

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