公式メルマガ11/20号・配信!

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今週号の内容は…

1.新・簿記トラの穴

今までの学習方法では、もう合格はムリ!?
新傾向問題をクリアするための学習法とは?

2.合格ラボ!

解答速報会で間違った箇所をチェック!

3.知りたいトコだけ教えて欲しい!!

3級講座や2級講座を改めて受講する必要は無いんだけど、どうしても解らないトコロがあるだよね〜。ソコだけを教えてもらえないかなぁ?

4.編集後記

 

今週号のハイライト

近年の簿記検定では暗記学習の排除を目的に目新しい切り口の問題が出題されることが多いのだが、今回の2級においてはこれが顕著に現れていた。

まず、第1問の仕訳問題だが、これはもう完全に文章の読解力の問題だ。
実際、仕訳そのものはちっとも難しくなかったのだが、問題文から取引内容を正確に読み取ることができなかった人が多かったようだ。
ちなみに、この仕訳問題に関して大手資格スクールの解答速報会では「今回は難しかったので2問できればOK」という論調が多いようである。
まぁ、受講生を大勢抱えているスクールではあまりキツイことは言えないから優しく表現しているみたいだけど、本当のところ、この内容なら4問は解けなければダメだろう。

また、第2問の勘定記入の問題に関しては「仕訳はできたのに解答用紙の元帳に記入できなかった」という声を聞くが、転記記入なんていうのは完全に3級の内容だぞ。
というか、総勘定元帳への転記記入と締切は3級の段階でパーフェクトにしておくのが当たり前であって、2級受験をしようとする人間が、これができないなんてありえない!

しかし、現実として今回の2級で合格点に届かなかった人が大勢いたことも事実なのだ。
もちろん、これらの人達が勉強をサボって遊んでいたわけではないだろう。勉強したにも関わらず解けなかった理由はどこにあるのだろうか?

 

なぜ最近の簿記検定が難しく感じられるのか

はっきり言って、従来のパターン学習中心の勉強法がもう時代遅れなのである。
今から十年前くらい前までは出題内容がパターン化していたので、過去問題集や模擬問題集を繰り返し解いておけば試験に十分に対応できた。過去に簿記検定に合格したことのある職場のオジサン達が「簿記なんて問題集を繰り返して解いておけば合格できるよ〜」なんて気軽に言っちゃってくれてるのはこのためである。

ところが、日商は数年前から従来の暗記を中心としたパターン学習による受験生の排除に舵を切り始めている。その理由は日商が公表する過去数年分の「出題の意図・講評」に目を通してもらえれば汲み取れるだろう。
これにより今までとは異なる切り口による出題が多くなり、従来のパターン学習による丸暗記では対処できなくなってきているのだ。

ここで誤解が無いよう言っておくが、決してパターン学習が無意味だと言っている訳ではない。様々な出題パターンを繰り返し練習することは、考え方や解法を身につけると同時に仕訳のスピードや集計力を養うのに必要不可欠な練習方法だ。この練習なくして合格など有り得ないと言っても過言ではない。
そう、マズイのはパターン学習そのものではなく、その解き方を丸暗記しようとする安易な学習態度なのである。

なぜ、この方法で解答を導くのか?
なぜ、こういうふうに考えるのか?

簿記の勉強では↑これを意識することが大切なのだ!

ところが、残念ながらこのように考えながら問題集を解いている人が少ないことも事実である。
何も考えずに目の前の解法を憶えることばかりに集中してしまうあまり、基礎的な簿記のルールや考え方をないがしろにしてしまう……。
これでは応用力が身につくはずがない。
よって、今までの目にしたことがないパターンの切り口で出題されると、途端に思考が停止してしまい全く手を付けることができなくなってしまう……続きはメルマガで

 

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