公式メルマガ11/11号・配信!

 

毎週金曜日は「公式メルマガ」発行日!
今週号の内容は…

1.真・簿記トラの穴

2級受験予定者必見。
地味で簡単な箇所だけど、ついついミスしてしまう!?
商品売買の新出題パターンとは?

2.合格ラボ!

第144回簿記検定まで、あと9日。
試験前日までにやっておきたい3つのこととは?

3.独学応援コースのご案内☆

◎解答・解説を読んでも意味がよく解らない。
◎暗記に頼らない解き方(考え方)を教えてほしい。
◎特定の箇所だけもう一度教えて貰いたい。

試験前にはいろいろと知りたいことが増えるもの。
でも、テキストを読んでもイマイチしっくりこない、気軽に質問できる人がいない等といった理由で疑問が解決出来ずにお困りの方はいませんか?

4.編集後記

 

今週号のハイライト

ご存知の通り、簿記検定は一夜漬けで合格できるようなものではない。そう、これまで積み重ねてきた時間がモノをいう試験なのだ。

数カ月間に及びコツコツと学習を進めてきたあなたなら、今更慌てることなく己の力を信じて身につけた知識を思う存分発揮できれば必ず合格することができるはずだ。
とはいうものの、やはり何もしないというもの心もとないだろう。そこで今回は試験前日までににやっておきたい3つのことをお話ししておこう。

 

その1~解き方(解法)の確認

使用中の総合問題集(全7~8回分程度のもの)の第1回目から順に、出題の論点とその解法を以下のような感じで確認してみよう。

例えば……

繰越利益剰余金の勘定記入を要求している設問の場合、大抵の問題では繰越利益剰余金の期首残高(前期繰越額)を各自で推定するようになっているものが多い。

これは繰越利益剰余金の出題論点が「どのような推移で繰越利益剰余金の金額が変動するのか」といった点や「残高試算表上の数字がどういった意味を表しているのか」(※決算整理前残高試算表の数字は期首残高から株主総会の決定による剰余金の処分を行なった後の残高を表している)を正確に理解しているかどうかという点にあるからだ。

したがって単純に解き方を丸暗記するのではなく、上記の出題論点を理解した上で期首残高の推定や繰越利益剰余金勘定の増減ポイント(繰越利益剰余金勘定がどのタイミングで増減するのか?)を再確認しておこう。

……と、こんな感じで確認できれば最高だ。

最近の簿記検定の出題傾向は従来とは異なる切り口による出題が目に付くが、実のところ問題文の言い回しや資料の見せ方が目新しいだけで内容的には過去問題となんら変わることはない。
このとき上記のように個別の出題論点と解法手順がしっかりと解っていれば何も慌てる必要はなく、粛々と与えられた資料を整理整頓すれば必ず解答を導くことができるはずだ。

それと、これだけは心に留めておいて欲しいのだが、問題の作成者が受験生に求めているスキルというのは決して難解な解法や高度な計算能力ではない。
求められているのは与えられた資料を整理整頓する能力……つまり、設問の意図を読み取る能力(読解力)なのである。
そのためにも読み取った意図を直ぐに計算・処理できるよう、個別の出題論点と解法手順を自身の中で最後にもう一度整理整頓して万全の体制を整えておきたい。

 

その2~間違った箇所の原因分析

なぜこのような間違いを犯したのか?という原因を徹底的に確認しよう。
単純に問題文の読み違いなのか、月数(日数)の数え間違いなのか、資料の数字の意味を取り違えていたのかなどの「間違った原因」を自己分析することが重要だ。

失点の原因には大きく分けて「解法がわからなくて解けないケース」と「ケアレスミスによるもの」の二種類がある。
前者の場合は、その論点を重点的に再度学習し直せば得点できるようになる。ところがケアレミスというのは解っているのに間違えるワケだからたちが悪い……続きはメルマガで

 

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